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暗くなるまでボールを蹴っていたあの頃-閑話休題 [閑話休題]

どうも、わたしです。

閑話休題と言いつつも、

週に何度も書いてしまうほど、閑話休題がメインテーマになりつつあり、

休んでばっかりか!!

と突っ込まれそうですが、懲りずにいきます。



最近、車で細い路地を通ると、小さい子連れの親がしっかり子どもを抱きとめ、

車に引かれないように細心の注意を払っていることが多いです。

逆に路上で自由に遊ばせていると、

”もっと親が注意してやらないと危ないだろっ”

なんてイライラしたりしますが、これは運転する側の横暴的立場で、

本来は運転する側が注意すべきところでしょう。



そうして運転していて感じるのは、

道路でサッカーしている子どもなんていなくなったこと。



わたしらの世代は、高度経済成長期とバブルの間くらいの世代で、

近所の子たちは集まってみんなで遊んでいて、

その遊び場となるのは、路上だった。



公園や運動場がなかったわけではない。

舗装された道路は、転んでも小石や泥がつかず、痛くなかったし、

壁や塀があり、電信柱もあり、

”電柱と電柱の間の、この線を越えたらゴール”

という目標さえ立てれば、すぐにサッカー遊びができたのがよかったのかもしれない。



そして、夕日が沈み暗くなるまで、飽きずにボールを蹴っていた。



キャプテン翼で、バナナシュートが出てくれば、

ずっとそればっかり練習したし、

ツインシュートが出てくれば、2人組でタイミングが合うまでやった。



スカイラブハリケーンが出てきたときは、けが人も出た。

明和名物タックル部隊がでた時は、やる方もやられる方も痛かった。



みんな、誰もが本気で、真剣だった。




そんな昔のことを運転しながら思い出した。

あの頃は暗くなるまで楽しかったなあ。




今の子供はどうやって遊んでいるんだろうか。

イナズマイレブンとかもあるから、練習していることは一緒なんだろうけど、

どこでやってるんだろうか。



芝のグランドで、スパイクじゃないと、ファイヤーショットは打てないヨ、とか、

わがままを言っているんだろうか。





豊かな時代になり、遊ぶものも増えて、遊ぶためのお店なんかも増えて、

遊び場は、増えたかもしれないけど。

”本当の遊び場”は減ったんじゃないだろうか。



どこにでも楽しいことは転がっていて、

そういうところから工夫することや、タフネスや、

みんなとの協調を覚えていくんだろうに。




現代の子どもたちは、いまのわたしのようにノスタルジックに浸りながら何を思い出すんだろうか。




きれいに整地されたグランドと、純正の皮のサッカーボール。

そんな大人に用意されたモノばかりの映像しか思い出されないようだったら、

不憫でならないし、

日本は本当に豊かになったのか、

疑問しか残らない。



そうやって大人に用意された道しか、子どもたちは進めなくなっていくのだろうか。



あの頃は楽しかったなあ。




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WAON_WAON

私が小学生の頃は、まだキャプテン翼は生まれてませんでした(笑)ので、
野球が中心で家の前でキャッチボールしたり、壁打ちしたりしてました。
今は公園以外小学生が元気に遊んでるのを見かけませんね。
今は元気に外でDSゲーム(;一_一)ですよ。

by WAON_WAON (2011-11-03 05:31) 

nuruinu

>WAON_WAON さん
こんばんは
やっぱり遊ぶのは公園で、しかもゲームなんですねえ。悲しいですね。プログラムされたものに遊ばされているってことには気づかないんでしょうねえ。
身体能力も落ちているそうですし、サッカーも弱くなっていくのかもしれないですね。
ではでは。
by nuruinu (2011-11-03 23:51) 

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