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ファウルで止めるのはいいのだろうか? [サッカー]

なでしこブームが続いてますね。

これが機として、なでしこリーグやジェフレディースにも注目が集まってくれるといいですね。


さて、日刊スポーツにこんな記事。
岩清水「レッドカードはまねしないで」(日刊スポーツ)


なでしこのW杯決勝での岩清水選手のプレー。確かにあのファウルがなければ優勝は無かったかもしれない。
記憶に残るプレーでした。

しかし、大会後のテレビなどで、岩清水選手を紹介する際に「あのファウルで日本を救った岩清水選手」とか、「値千金のスライディング」というような表現があるけれど、これはいいのかなあと。

ルール上も反則であるプレーなので、マスコミが堂々とほめてはいけないし、何より、岩清水選手がしてきた日本代表としての貢献はそのファウルによるプレーだけでなく紹介するに値するものというのはいくらでもあるはずで、優勝するまでのDFとしての貢献具合を紹介すべきだったのではないかと。

「まねしないで」というのも、ご本人がそのプレーをもってほめられることにいささか食傷気味だったのでは?と思ってしまうほどだ。


Jリーグでもファウルでペナルティエリア外で止めてしまおうというプレーをよく見かけます。

最近では、第10節vs愛媛戦で、久保選手が相手GK川北選手に止められ、川北選手がイエローカードの提示を受けたプレーが印象に残ってます。おそらく得点機会阻止ということであろうと思うんですが、ラフプレーで一発レッドでもよかったと思われるプレー(注:記録を確認したら反スポーツ的プレーとのことでした。)。フクアリではその後、川北選手がプレーするたびにブーイングが起こり、ボルテージが上がって行きました。

上記のプレーは、確かに愛媛側からすれば、得点機会を阻止しFKで済んでしまえば、イエロー1枚で済んだという好プレーなのかも知れませんけれど、ホームのジェフ側からすれば、よい飛び出しを見せた好プレーを汚いラフプレーで止められてしまい、観戦の醍醐味を失わせてしまったプレーと取れます。

プロであるので結果第一であるのもわかりますけど、プロであるからこそ魅力を失わせないプレーをしてほしいもの。

なので故意ファウルで止めるというのはちょっと反対です。

とかいいつつ味方が止めれば「いいファウルだ」という自分もいるわけですが(笑)

あんまりまとまりませんが、そんなことを思いました。



えー、少し話を戻して岩清水選手のプレーですが、私もテレビで中継を見ていて、タックルはボールに行っているように見えたし、万が一ファウルでもイエローくらいかな?と思ったプレーでした。岩清水選手も言っておられるように、故意のファウルではないし、ましてや悪質なプレーではなく、全力でプレーした結果での赤紙であると思います。
書いてきた内容の通り、反則となってしまったプレー自体をほめることはしませんが、決勝で見せてくれたプレーは私たちの記憶に残る素晴らしいプレーであったと思います。そのプレー一つ一つに気持ちがこもっており、全力であったからこそ、輝いておられました。

あらためて優勝おめでとうございます。










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