ゴール前に飛び込む井出くんという存在<2014年第16節愛媛戦@フクアリ> [レポート(2014)]
ジェフ1-0愛媛
どうも、わたしです。
ジェフは、5月を無敗で終えることとなり、
ホームでは3連勝となりました。
その流れでは、守備の安定もありますが、
攻撃面で、井出くんという存在も目立ってきたのではないかと思います。
流れを簡単に振り返ります。
序盤、コートチェンジもしてきた愛媛が高い位置からプレッシャーをかけてきたがジェフはいなして徐々にポゼッションを高めて押し込んでいく。19分、28分、30分と、3回の決定機をキーパーにセーブされつつも、34分にCKをケンペスが決めて先制に成功。圧倒して前半を終えた。後半もジェフが押し込んだ状況を続けるが、なかなか崩せず追加点は取れない。ただ攻守の切り替え早く、ポゼッションを握り続けて優勢を保ち、愛媛のカウンターも早めにチェックすることでエースを譲らず、終始ジェフペースで進め、1-0で勝利を奪ったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①ゴール前に飛び込む井出くんという存在
このゲームは、
ゲームの入りで両軍の思惑が分かったゲームになりました。
まず愛媛ですが、コートチェンジを選び、最初からプレスを強め、
先制点を狙いに来ました。
前節、湘南に勝ったゲームでもそうですが、
なかなか得点パターンができず、起点が作れない愛媛ですが、
守備が堅く、ここ3ゲーム無失点で来ている守備が特徴なので、
先制して、守りきる、
そんなゲームプランを考えていたと思います。
ジェフの守備陣もそのゲームの入りをしっかり守りきり、
逆にジェフが先制を狙い、押し込む展開を作ることができました。
ここでジェフが狙ったのは、
徹底したサイド攻撃。
わたしはある程度、中央のケンペスを使ったポストプレーがあると思っていたんですが、
ほとんどサイドからのサイド攻撃になりました。
サイドにサイドハーフ、サイドバック、さらにFWの1枚やボランチも絡めて、
数的優位を作ってパスを回し、
パスで崩して、もしくはサイド深くをえぐって、
クロスを入れるという攻撃が多かったと思います。
クロスはなかなか精度も上がっていて、
キーパーとDFの間の相手にとって嫌なところや、キーパーが出てこられないファーサイドやゴール前に絞られていて、
いいサイド攻撃が作れてきていると思います。
そのなかで、得点につながりそうな雰囲気が出てきたのは、
井出くんという存在だと思います。
クロスが上がった際に、
サボらずに、クロスに合わせて飛び込む動きを見せていて、
これが、非常に有効に、
思えています。
一見そんなに身長が大きくなく、
クロスに対するゴール前では存在感がないように思いますが、
サイドに人数を割いているジェフにとって、
ゴール前に人が入っている人数や回数というのはもともと少なかったのが、
井出くんが飛び込んでくることによって、
ゴール前の人数がぐっと増えているように思います。
特にジェフのストロングポイントである左サイドで組み立てた際に、
逆サイドのSHである井出くんが絞ってゴール前にしっかり入ってくれているというのは重要で、
この愛媛戦でも、クロスに合わせて2度の決定機を、
作っていたと思います。
相手のキーパーが大当たりだったので、
得点にこそならなかったですが、
この井出くんのゴール前に入ってくる動きというのが、
意外にもジェフのサイド攻撃を支えているように思っています。
井出くんのJ初得点も、
クロスに飛び込むゴールで生まれていますし、
彼に求められている、得点に絡むというタスクと、
彼が実際にやろうとしている、得点に絡もうとするプレーがしっかり一致しているからこそ、
そんなゴール前での動きが、
生きているのではないかと思います。
おそらくは、井出くんが得意としているのは、
ドリブルやラストパスなどのテクニックであろうと思うのですが、
初スタメンの際の退場劇に見るように、
失敗があっても、愚直に求められたタスクに合うように、アピールを続けた結果、
今のレギュラー獲得というポジションがあるようにも思っています。
守備の安定とともに、
井出くんの存在も、ジェフが浮上してきた一つの要因になりつつあると思います。
これから夏場できつさもあると思いますが、
この調子で、ゴール前に飛び込んでいく動きを続けていってほしいと思います。
さて、ジェフはホームで愛媛から勝利をあげ、
3試合で失点なしとした。
しかしここまでの得失点差はマイナスで、
これからは点をとっていくことも求められていくだろう。
やはりサポーターとしても点が入るゲームが見たいし、
選手も点が入るようになると楽しいゲームになってくるであろう。
ケンペスが調子をあげてきたが、井出くんや大岩くんらが、
ガムシャラにゴールを目指すのも楽しみである。
暑さの中でも楽しい「FUN!」なゲームを作るためにも、
得点を重ね、いいゲームを作っていこう。
がんばれジェフユナイテッド
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どうも、わたしです。
ジェフは、5月を無敗で終えることとなり、
ホームでは3連勝となりました。
その流れでは、守備の安定もありますが、
攻撃面で、井出くんという存在も目立ってきたのではないかと思います。
流れを簡単に振り返ります。
序盤、コートチェンジもしてきた愛媛が高い位置からプレッシャーをかけてきたがジェフはいなして徐々にポゼッションを高めて押し込んでいく。19分、28分、30分と、3回の決定機をキーパーにセーブされつつも、34分にCKをケンペスが決めて先制に成功。圧倒して前半を終えた。後半もジェフが押し込んだ状況を続けるが、なかなか崩せず追加点は取れない。ただ攻守の切り替え早く、ポゼッションを握り続けて優勢を保ち、愛媛のカウンターも早めにチェックすることでエースを譲らず、終始ジェフペースで進め、1-0で勝利を奪ったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①ゴール前に飛び込む井出くんという存在
このゲームは、
ゲームの入りで両軍の思惑が分かったゲームになりました。
まず愛媛ですが、コートチェンジを選び、最初からプレスを強め、
先制点を狙いに来ました。
前節、湘南に勝ったゲームでもそうですが、
なかなか得点パターンができず、起点が作れない愛媛ですが、
守備が堅く、ここ3ゲーム無失点で来ている守備が特徴なので、
先制して、守りきる、
そんなゲームプランを考えていたと思います。
ジェフの守備陣もそのゲームの入りをしっかり守りきり、
逆にジェフが先制を狙い、押し込む展開を作ることができました。
ここでジェフが狙ったのは、
徹底したサイド攻撃。
わたしはある程度、中央のケンペスを使ったポストプレーがあると思っていたんですが、
ほとんどサイドからのサイド攻撃になりました。
サイドにサイドハーフ、サイドバック、さらにFWの1枚やボランチも絡めて、
数的優位を作ってパスを回し、
パスで崩して、もしくはサイド深くをえぐって、
クロスを入れるという攻撃が多かったと思います。
クロスはなかなか精度も上がっていて、
キーパーとDFの間の相手にとって嫌なところや、キーパーが出てこられないファーサイドやゴール前に絞られていて、
いいサイド攻撃が作れてきていると思います。
そのなかで、得点につながりそうな雰囲気が出てきたのは、
井出くんという存在だと思います。
クロスが上がった際に、
サボらずに、クロスに合わせて飛び込む動きを見せていて、
これが、非常に有効に、
思えています。
一見そんなに身長が大きくなく、
クロスに対するゴール前では存在感がないように思いますが、
サイドに人数を割いているジェフにとって、
ゴール前に人が入っている人数や回数というのはもともと少なかったのが、
井出くんが飛び込んでくることによって、
ゴール前の人数がぐっと増えているように思います。
特にジェフのストロングポイントである左サイドで組み立てた際に、
逆サイドのSHである井出くんが絞ってゴール前にしっかり入ってくれているというのは重要で、
この愛媛戦でも、クロスに合わせて2度の決定機を、
作っていたと思います。
相手のキーパーが大当たりだったので、
得点にこそならなかったですが、
この井出くんのゴール前に入ってくる動きというのが、
意外にもジェフのサイド攻撃を支えているように思っています。
井出くんのJ初得点も、
クロスに飛び込むゴールで生まれていますし、
彼に求められている、得点に絡むというタスクと、
彼が実際にやろうとしている、得点に絡もうとするプレーがしっかり一致しているからこそ、
そんなゴール前での動きが、
生きているのではないかと思います。
おそらくは、井出くんが得意としているのは、
ドリブルやラストパスなどのテクニックであろうと思うのですが、
初スタメンの際の退場劇に見るように、
失敗があっても、愚直に求められたタスクに合うように、アピールを続けた結果、
今のレギュラー獲得というポジションがあるようにも思っています。
守備の安定とともに、
井出くんの存在も、ジェフが浮上してきた一つの要因になりつつあると思います。
これから夏場できつさもあると思いますが、
この調子で、ゴール前に飛び込んでいく動きを続けていってほしいと思います。
さて、ジェフはホームで愛媛から勝利をあげ、
3試合で失点なしとした。
しかしここまでの得失点差はマイナスで、
これからは点をとっていくことも求められていくだろう。
やはりサポーターとしても点が入るゲームが見たいし、
選手も点が入るようになると楽しいゲームになってくるであろう。
ケンペスが調子をあげてきたが、井出くんや大岩くんらが、
ガムシャラにゴールを目指すのも楽しみである。
暑さの中でも楽しい「FUN!」なゲームを作るためにも、
得点を重ね、いいゲームを作っていこう。
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