明日はJ2長崎戦@長崎県立 [プレビュー(2014)]
どうも、わたしです。
前節、今期初のアウェイ戦で辛くも引き分けたジェフは、
引き続きアウェイ戦で、長崎にのりこみます。
昨年、2連敗している相手だけに、
絶対に負けられない戦いです。
ジェフと長崎の対戦成績は、リーグ戦で、
ジェフの0勝2敗0分け(1得点4失点)です。
ジェフと長崎の最終対戦は、昨年11月にJ2第40節をフクアリで戦い、
0-2で敗戦しています。
ゲーム開始からジェフは縦に早くボールをつなぎ、シンプルな攻めで崩しにかかるが、長崎の守備の寄せが早く攻撃の精度を欠いた。長崎はカウンターからサイドに起点を作る攻撃で、ジェフゴールを脅かしていく。ジェフは16分に2つの決定機を外すと流れを失い、26分にセットプレーから失点。36分には左サイドから崩されボレーを決められ前半で0-2とされた。後半はややジェフがボールを持てる流れも、長崎の早い寄せとしっかりした陣形にゴールの形をつくることができない。深井、ヤザ、森本ら攻撃のカードを切るも、決定的なチャンスをつくることができず、0-2で敗戦となったゲームでした。
ここまでの長崎は、1勝1敗1分け(2得点3失点)で、勝ち点4の13位タイ。
(ジェフは1勝1敗1分け(2得点3失点)で、勝ち点4の13位タイ。)
昨期の戦い方を継続し、3-4-3の布陣で、中盤で強くプレスをかけて、前線のスペースへの速攻が鋭い攻撃を仕掛ける。CFW小松・佐藤洸に高さがあり収めてくると、2シャドーの奥埜、東が鋭くそのボールを狙ってくる。WB神崎、野田も存在感を放っており、サイド攻撃も鋭い。組織的で最後まで走りきる守備をベースに、鋭い攻撃で得点も狙ってくる。一方で3バックはやや競り合いに弱く、下がりながらの対応ではピンチを迎える場面もある。またあくまで印象では3トップが昨年と比べると思い切りに欠け、きれいに決めようとしてくる印象もあり、独特の怖さは薄れているように思う。ただし昨年同様、セットプレーからの得点もありセットプレーに怖さがある。
個人的注目点を書いていきます。
①走りあいを制し自分たちのペースへ
長崎は非常に良く走り、ボールの寄せも早いし、
スペースに出されたパスにも、飛び込んでいく走りがチームをつくっています。
裏へのボールを出されれば、ジェフのDFは相手のFWと走りあいになるでしょうし、
中盤ではセカンドボールに対し、ジェフの中盤と長崎の中盤が走りあいになってくると思われます。
この走りあいを制し、
ペースを握れるかが注目点です。
この要所要所での走りあいで負けてしまうと、
一気に危険なところにボールも選手も入ってきてしまいますが、
逆にこの走りあいを制せば、相手のプレスも外すことができ、パスも相手のコンパクトさを逆手に取り逆サイドへ展開したりできるなど、
ペースを握ったゲームができることになるでしょう。
相手のプレスを少し外せば、
相手が寄せた分にはスペースが開き、ジェフは非常にやりやすいゲームをすることができます。
第2節の湘南は、長崎相手に非常にいいゲームを見せましたが、
そのへんの走りあいでペースを握っていたように思います。
ジェフは、良く似たタイプの岡山とのゲームでは、
やや走り勝つことができ、いいゲームを見せたと思います。
長崎戦でも出足良く走り、
ペースを握ったいいゲームを見せて欲しいと思います。
②3バックの前で起点を作ろう
ジェフの攻撃についてです。
長崎の守備は、やや高い位置からプレスに行き、
FWがプレスに行ったところをボランチも上がってフォローするケースも多いので、
やや3バックとボランチの間に、
スペースがあくことがあると思います。
ここで前を向いて起点を作れると、
3バックの弱点でもある両サイドのスペースや、3バックのラインの裏にスルーパスが出て、
長崎の堅い守備でも、やや高めのラインどりに対し、
後ろ向きに下がりながら対応させることができ、効果的です。
そのため、3バックの前でどう起点を作るかが、
注目点です。
前でしっかり相手のプレスを交わし、
素早いパスで、空いたスペースへ縦パスを入れることで、
この3バックの前のスペースで起点を作ることができるでしょう。
ここには、也真人、ケンペス、森本らが起点となり、
裏に佑昌もしくはもう一人のFWが走りこむことが狙えますし、
起点から、3バック脇のできるだけ深いところに、
山中、佑昌、太亮、竹内らが走りこんで、マイナス気味のクロスを入れれば、それも大きなチャンスになると思います。
相手のプレスに押されてしまい、戻すことなく、
プレスをたくみにかわし、3バック前で起点を作る攻撃の形を、つくっていって欲しいと思います。
③ドリブル突破や玉際を狙ってくるのに注意
ジェフの守備についてです。
今期のジェフの守備は、組織的に良く守っていますし、
走りあいにも負けていないと思います。
ただ、それは、パスコースをふさいだり、
相手の出足をマークにつくことで止めたりなど、
相手にボールを出させなくするような守備であることが多いと思います。
一方、長崎の怖い点は、
ドリブルでの突破をはかってみたり、玉際で強く当たって前にこぼしてそのこぼれからチャンスをつくったりなど、
組織的になっているところと関係なく、
ボールを持っていくようなそんな怖さがあると思います。
そのため、要所要所で強い対応を見せ、
相手に突破させない対応に期待したいと思います。
突破させないことを念頭に置くと、
どうしても引いてしまいがちですが、
玉際で絶対に前に出さず、1対1でもドリブルで抜かせない強い対応をみせ、
逆に攻撃に転じられるような、そんな強さのあるサッカーを期待します。
さて、ジェフはここまで勝ち点4しか挙げておらず、
勝ち点80ペースのための、5試合で勝ち点10という平均のペースには届かないこととなった。
ただ、いまはチームを作っている途上でもあり、
ここにはこだわらず、しっかりチームをつくっていって欲しいところだろう。
とくにこの3試合、玉際につよくくるイメージの3チームとのゲームであり、
やや苦戦してきたジェフではあるが、
4チーム目に、もっともやりにくさのある相手を迎えたと、
いえるだろう。
この長崎という相手をむかえるにあたり、
ここ3戦で積み上げた経験が、活きるというメリットもあるだろう。
今期積み上げてきた経験を結集し、
難敵長崎を凌駕しよう。
さあ戦いの時間だ。
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前節、今期初のアウェイ戦で辛くも引き分けたジェフは、
引き続きアウェイ戦で、長崎にのりこみます。
昨年、2連敗している相手だけに、
絶対に負けられない戦いです。
ジェフと長崎の対戦成績は、リーグ戦で、
ジェフの0勝2敗0分け(1得点4失点)です。
ジェフと長崎の最終対戦は、昨年11月にJ2第40節をフクアリで戦い、
0-2で敗戦しています。
ゲーム開始からジェフは縦に早くボールをつなぎ、シンプルな攻めで崩しにかかるが、長崎の守備の寄せが早く攻撃の精度を欠いた。長崎はカウンターからサイドに起点を作る攻撃で、ジェフゴールを脅かしていく。ジェフは16分に2つの決定機を外すと流れを失い、26分にセットプレーから失点。36分には左サイドから崩されボレーを決められ前半で0-2とされた。後半はややジェフがボールを持てる流れも、長崎の早い寄せとしっかりした陣形にゴールの形をつくることができない。深井、ヤザ、森本ら攻撃のカードを切るも、決定的なチャンスをつくることができず、0-2で敗戦となったゲームでした。
ここまでの長崎は、1勝1敗1分け(2得点3失点)で、勝ち点4の13位タイ。
(ジェフは1勝1敗1分け(2得点3失点)で、勝ち点4の13位タイ。)
昨期の戦い方を継続し、3-4-3の布陣で、中盤で強くプレスをかけて、前線のスペースへの速攻が鋭い攻撃を仕掛ける。CFW小松・佐藤洸に高さがあり収めてくると、2シャドーの奥埜、東が鋭くそのボールを狙ってくる。WB神崎、野田も存在感を放っており、サイド攻撃も鋭い。組織的で最後まで走りきる守備をベースに、鋭い攻撃で得点も狙ってくる。一方で3バックはやや競り合いに弱く、下がりながらの対応ではピンチを迎える場面もある。またあくまで印象では3トップが昨年と比べると思い切りに欠け、きれいに決めようとしてくる印象もあり、独特の怖さは薄れているように思う。ただし昨年同様、セットプレーからの得点もありセットプレーに怖さがある。
個人的注目点を書いていきます。
①走りあいを制し自分たちのペースへ
長崎は非常に良く走り、ボールの寄せも早いし、
スペースに出されたパスにも、飛び込んでいく走りがチームをつくっています。
裏へのボールを出されれば、ジェフのDFは相手のFWと走りあいになるでしょうし、
中盤ではセカンドボールに対し、ジェフの中盤と長崎の中盤が走りあいになってくると思われます。
この走りあいを制し、
ペースを握れるかが注目点です。
この要所要所での走りあいで負けてしまうと、
一気に危険なところにボールも選手も入ってきてしまいますが、
逆にこの走りあいを制せば、相手のプレスも外すことができ、パスも相手のコンパクトさを逆手に取り逆サイドへ展開したりできるなど、
ペースを握ったゲームができることになるでしょう。
相手のプレスを少し外せば、
相手が寄せた分にはスペースが開き、ジェフは非常にやりやすいゲームをすることができます。
第2節の湘南は、長崎相手に非常にいいゲームを見せましたが、
そのへんの走りあいでペースを握っていたように思います。
ジェフは、良く似たタイプの岡山とのゲームでは、
やや走り勝つことができ、いいゲームを見せたと思います。
長崎戦でも出足良く走り、
ペースを握ったいいゲームを見せて欲しいと思います。
②3バックの前で起点を作ろう
ジェフの攻撃についてです。
長崎の守備は、やや高い位置からプレスに行き、
FWがプレスに行ったところをボランチも上がってフォローするケースも多いので、
やや3バックとボランチの間に、
スペースがあくことがあると思います。
ここで前を向いて起点を作れると、
3バックの弱点でもある両サイドのスペースや、3バックのラインの裏にスルーパスが出て、
長崎の堅い守備でも、やや高めのラインどりに対し、
後ろ向きに下がりながら対応させることができ、効果的です。
そのため、3バックの前でどう起点を作るかが、
注目点です。
前でしっかり相手のプレスを交わし、
素早いパスで、空いたスペースへ縦パスを入れることで、
この3バックの前のスペースで起点を作ることができるでしょう。
ここには、也真人、ケンペス、森本らが起点となり、
裏に佑昌もしくはもう一人のFWが走りこむことが狙えますし、
起点から、3バック脇のできるだけ深いところに、
山中、佑昌、太亮、竹内らが走りこんで、マイナス気味のクロスを入れれば、それも大きなチャンスになると思います。
相手のプレスに押されてしまい、戻すことなく、
プレスをたくみにかわし、3バック前で起点を作る攻撃の形を、つくっていって欲しいと思います。
③ドリブル突破や玉際を狙ってくるのに注意
ジェフの守備についてです。
今期のジェフの守備は、組織的に良く守っていますし、
走りあいにも負けていないと思います。
ただ、それは、パスコースをふさいだり、
相手の出足をマークにつくことで止めたりなど、
相手にボールを出させなくするような守備であることが多いと思います。
一方、長崎の怖い点は、
ドリブルでの突破をはかってみたり、玉際で強く当たって前にこぼしてそのこぼれからチャンスをつくったりなど、
組織的になっているところと関係なく、
ボールを持っていくようなそんな怖さがあると思います。
そのため、要所要所で強い対応を見せ、
相手に突破させない対応に期待したいと思います。
突破させないことを念頭に置くと、
どうしても引いてしまいがちですが、
玉際で絶対に前に出さず、1対1でもドリブルで抜かせない強い対応をみせ、
逆に攻撃に転じられるような、そんな強さのあるサッカーを期待します。
さて、ジェフはここまで勝ち点4しか挙げておらず、
勝ち点80ペースのための、5試合で勝ち点10という平均のペースには届かないこととなった。
ただ、いまはチームを作っている途上でもあり、
ここにはこだわらず、しっかりチームをつくっていって欲しいところだろう。
とくにこの3試合、玉際につよくくるイメージの3チームとのゲームであり、
やや苦戦してきたジェフではあるが、
4チーム目に、もっともやりにくさのある相手を迎えたと、
いえるだろう。
この長崎という相手をむかえるにあたり、
ここ3戦で積み上げた経験が、活きるというメリットもあるだろう。
今期積み上げてきた経験を結集し、
難敵長崎を凌駕しよう。
さあ戦いの時間だ。
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