SSブログ

スカウティングと対応力【2013年J2第11節vs京都戦@西京極】 [レポート(2013)]

ジェフ3-3京都



どうも、わたしです。




この京都戦は、思い切ったゲーム運びを、

実践したように思います。



その思い切った内容がいいほうに振れた部分が3得点という大きな得点と、

悪いほうに振れたのが3失点という大きな失点でしょうか。



内容を簡単に振り返ります。



両軍共にコンパクトな布陣で構えてプレッシャーを掛け合うが、京都はショートパスをつないでくるのに対し、ジェフは縦に早い展開を選択。ジェフのほうがやや引き、カウンターをかけるような流れとなった。両軍なかなかシュートチャンスを作っていけなかった22分FKをずらしたところからFW久保に直接ミドルを決められ失点すると、33分に中盤の競り合いを負けサイドのスペースからクロスを入れられるとゴール前で横谷に合わせられ2失点となった。しかし39分に左からのFKを逆サイドに抜け出したヨネに一気に通しヨネが1点を返すと、43分にヨネのアーリークロスにケンペスがダイビングヘッドであわせ前半で同点とした。後半も中盤で一進一退が続いたが、81分にやや間延びした京都陣内でワンタッチでパスをつなぐと、勇人からのスルーパスに佑昌が抜け出し勝ち越し弾。しかし87分にCKの流れをバヤリツアに押し込まれ再び同点となり、ドローとしたゲームでした。





思うところを書いていきます。



①スカウティングと対応力


今節、ジェフは、

そこそこ戦い方を変えた印象がありました。



後方や中盤ででパスを回し、

サイドチェンジでヨコに揺さぶっていく戦いを主流にしていましたが、



今節は、シンプルに縦に早く、

奪ったところからワンタッチで縦にパスを通すことを狙っているように思いました。



後ろで奪っても、一気に前線のケンペスなどの中央にいれポストさせたり、

サイドから縦に入れて行ったりなど、とにかくまず縦にという感じです。



これは、ボールを落ち着けないのでミスをするリスクもありましたが、

相手の守備がセットしたり、縦パスの入り先を固める前にパスを入れられる利点が大きく、

効果的であったように思います。



これは、京都対策をしっかりスカウティングした内容から、

チームとしてこう戦うという方針を作って、



それに選手達が対応したということではないかと、

思います。



京都の特徴として、攻撃時はかなり押し上げており、最終ラインからも上がっていくことから、

2バック気味になることもあり、


最後方ではDFの間にスペースがあるし、

フォローのため、守備の流動性があることはわかっていました。



そこを守備がセットする前に、早くついていくことで、

崩せるという狙いがありました。



その狙いがスカウティングによりしっかり分析され、

チームメンバーが対策を理解したうえで臨んでいるので、



ジェフは試合開始から、

その辺の戦い方をぶれずに行うことができていると思います。



3得点とも、早い展開から奪えていて、

ジェフの選手は相手の弱点と、それに対する対策を良くわかっていたのではないでしょうか。



今年のジェフのゲームを見ていると、こういう感じで、

スカウティングにあわせて内容を変えて、相手に対応したサッカーをする傾向があるように感じます。



自分たちのスタイルを押し通すのではなく、

相手のよさを消し、その中で自分たちを活かすようなイメージです。



これは、確実なスカウティングが必要ですし、

理解力、何よりプレーでの対応力が必要なので、

なかなかハードルが高い様にも思います。


しかし、ここまでのゲームを見ていると、

そこそこ対応できているし、なによりスカウティングは的確だと思います。



今節、3失点を喫するなど、問題点もありますが、

セットプレーの流れでの失点が多く、



全体の流れとしては、

変化をつけて、成功というゲームではないかと思います。



今節は、前への意識をもってプレーするために、全体的に押し上げが強く、

そこを突かれた部分もあったと思います。



次の愛媛戦では、あくまでわたしの予想ですが、

ジェフは今節と似たゲーム展開を選択すると見ていますが、



前と後ろのバランスが修正されれば、

いい戦いができるのではないかと思います。



そのように、経験を重ねることで、いろいろな相手とのゲームに対応する実力がついていき、

スカウティングから、柔軟にゲームが展開できるちーむに、

育っていけるように思っています。


すこし時間はかかるかもしれないですが、

ゲーム自体は相手のスカウティングから考えるところまで見れば、見ていて面白いし、

期待ができるのではないかと考えています。



さて、ジェフはアウェイで引き分け、

4月は5戦して3つを引き分けるという結果に終わった。



これからは互角の戦いを、

勝ちにもっていく力が必要なのかもしれない。



そこを出すことができるのは、

選手の積極性や気迫であるのかもしれないが、



それを引き出すことができるのは、

サポーターの熱意であろう。



昨年はクラブ記録の6連勝をはたした、

この5月。



引き分けのゲームを、勝ちきる気迫と熱意で、

5月をものにしよう。


がんばれジェフユナイテッド。



にほんブログ村 サッカーブログ ジェフユナイテッド千葉へ   ブログランキング・にほんブログ村へ
  にほんブログ村     にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。