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脱甘-横浜FC戦即レポ [即レポ(2012)]

ジェフ4-0横浜FC


どうも、わたしです。



このゲーム、

アディショナルタイムに入ったところで、

涙が止まらなくなりました。



おそらくあらゆる人々の想定の、

上を行くゲームを、選手達が作り上げてくれました。



そこには、

過酷な準備があったと思います。



35分の藤田の先制点。




あれは、

パスを出すほうも、受けるほうも、

準備をしていないと、取れない得点です。




試合中はその時間まで、パスをつなぎ、

キレイな形を狙っていたところ、



そして、ここまで42節終わって、

大きなロングボールを入れることなんて殆どなかったジェフが、



ゴール前へのロングロビングを、

藤田が気迫で競り合って、ゴールを決めました。



そんな形だけを狙っていたわけじゃなく、

中央突破、ポストプレー、サイド攻撃、ワンツーを出し、ダイアゴナルに走り、

あらゆる可能性を試しつつの、ロングボールでの得点。



いま、チームとして可能性のある、あらゆる方法を検討したうえでの、

ひとつの手段で、先制点を取ったという感じです。



コレだけの引き出しを準備していくというのは、

かなり過酷な作業だと思います。



それを選手達は、

準備期間に真剣に取り組み、

緊張感の高まるプレッシャーの掛かる試合で、それを表現してくれたと思います。



一方、横浜FC側は、FWカイオをベンチスタートにし、

ボランチに佐藤謙介を入れてくる布陣を取りました。



佐藤謙介は、飛び出しに長けている選手であると見ていますが、

正直なところ、前回対戦時の7月の時点では、

カイオに変えて佐藤謙介が入ったら、かなり嫌でした。



しかし、今回の昇格プレーオフでの対戦では、

FWカイオのほうが嫌だったでしょう。



細かくは、明日のレポ記事で書きたいと思いますが、

ジェフの今のサッカーは、山口監督の想定を越えていて、



横浜FCは、ボールの収まりどころがなくなってしまい、

ボールを前に運ぶことすら困難な、厳しい戦いになったように思います。




それは、ジェフの選手達が、

相手の動きをよく読み、スペースを完璧に埋めて守備をしたので、

相手の想定を超える守備力を発揮したと思います。



そして、ボールへの寄せも、

見事。



気迫のプレーが随所に見られ、

何も言うことはありません。



この良さというのは、

いわば、”脱甘”。



選手達は、この一戦に照準を合わせ、

あらゆる観点で、準備を進め、

それを実践したと思います。




時間のかかる作業や、高めていく気持ちの部分、

そして試合中の、走るのを緩めてしまうような甘えの部分など、

手を抜かずに、甘さを排除したと思います。



ジェフらしいプレーを継続しつつ、

相手の隙をついていくような、鋭い攻撃で得点を重ねていきました。



今期、奪還×脱甘をスローガンとして掲げつつも、

なかなか結果が出てこなかった、ジェフの、



甘さがなくなったからこそ、

進められたゲームではないでしょうか。



さらにサポーターも、

敵地で素晴しい気迫の応援を見せました。



熊谷千葉市長も、現地に参戦していたと聞き、




選手達だけでなく、

多くの部分で、甘さを排除できたのではないでしょうか。




今回、脱甘を果たしたゲーム、

次の戦いで目指すのは、

”奪還”です。



われわれが失ってきたのは、

一部という地位だけでなく、



クラブとしての誇りもである。



この3年間、

われわれがなくしていたものは大きい。




昇格へ向け、

われわれは失ったものを取り戻す。



甘えを捨て、

迷いなく、奪還を目指そう。



がんばれジェフユナイテッド。



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団結-徳島戦即レポ [即レポ(2012)]

ジェフ3-0徳島



どうも、わたしです。




UNITED” 連合、団結、合併の意味。





嵐のような天候の中、

現地で参戦していただいたサポの皆様、お疲れ様でした。



後半最後まで声を振り絞っての応援は、

クラブにかかわるもの全ての”団結”を感じるものでありました。



厳しい状況でも、仲間を信じ、

最後まで可能性を信じ、戦い抜くという気迫。




選手達からも、クラブからも、サポーターからも、にわかファン達からでさえも、

プレーオフに向け、プラスの方向に向かい、同じ方向を向き、

ひたむきに進めていると感じています。



ここ2年、終盤戦で失速し、クラブに責任を問い続けてきたわれわれの苦しくマイナスな思考に満ちた記憶、

そんな苦しい記憶を乗り越え、

いま、昇格への光の方向に、一致団結して、進めていると感じています。



相手のあることですが、

自分たちならば乗り越えていける、

今節、そしてここ数試合の連勝を受けて、そんな気持ちになりました。




さて、試合ですが、

序盤から、ジェフが落ち着いて、狙い通りに試合を進めたように思います。



悪天候の強風の中でも、後方からグラウンダーのパスをつなぐと、

相手の守備の隙間に選手が動いて縦パスを通し、ポストし、そこを起点にさらにリズムを作っていく攻撃が冴えます。



ジェフは、狙い通りサイドを起点に崩していくと、

徳島は引き気味になり、キープレーヤーである太田・アレックスを押し込むことに成功。



キーマンを含め相手を押し込んで進め、ジェフのダブルボランチも高い位置でセカンドボールを抑え、

ジェフがやりたい攻撃をやっていく体勢が出来上がったと思います。



この状況を作るために、

選手達は、かなり徳島の戦術やチームを分析したのでしょう。



穴が開くほど見て研究し、対徳島の戦い方を、

それぞれが考えると共に、チームとしてこうやりたいというのを作り上げているゲーム運びだと思います。



選手達がひとつの目標をかなえるための、

団結した準備と打ち合わせがあったのでしょう。




勝ち点3を取り、

昇格へつなげていく為の”団結”。



プレーだけでなく、準備の部分での、

チームの結束がすでに勝負の行方を決めていたと思います。




そんなゲーム、

結果には、すぐ、しかも完璧な形でつながる。



前半25分、圭二が相手のカウンターのボールを収めると、相手は攻撃に移るタイミングのためマークがつけずフリーとなると、

長い縦パスを藤田に入れる。



この縦パスを藤田がしっかりポストし、

フォローに入った兵働はヨネにスルーパス。




ライン上で前を向いて受けたヨネは、

3バックの脇のスペースを突破し、シュート、先制となったシーンです。



これは、今節、徳島を相手に、

ジェフが最も作りたかった典型的な形を、完璧に作ったゴールといえると思います。



今節、相手3バックの脇のスペースを、素早く崩すために、

中央で溜めて、サイドに振っていくという流れが、理想でした。



このプレーを見るだけで、選手達がその狙いの部分を共通理解し、

この嵐の環境の中で実際のプレーにつなげていけるほど、一人一人の中で方法論を作り上げ、

さらにチームとして選手間での連携の中でゴールまでの道筋を作り上げ、

やれるという自信をもって、しっかり狙い通りゴールまでつなげたプレーといえると思っています。



現状の徳島は、モチベーションの面を含め、決して弱い相手ではなく、

J2の上位並みの力を持った上で、今節対峙したと思いますが、



ジェフは、選手達が想像以上の準備をして、この一戦に臨んだことで、

完勝といえる内容までもっていけたのではないでしょうか。



ここに来て、この、同じ方向を向きなんとしても勝ちたいという、

団結の心。



J2で3年目にして、最高潮に団結の心が、

強くなっているように思います。



UNITEDの名を冠するわれらは、

この団結した気持ちを盛り上げ、強豪をも打ち破っていこう。



ここから、2週間は、

死力を尽くしての戦いの期間となる。



しかし、選手、サポーターが、同じ方向を向き、

準備と努力に裏打ちされる自信をみなぎらせてむかえる決戦となろう。



今こそ思う。

この仲間達と、最高に楽しい時間を共有できている。



あと2試合、この楽しい時間を、

続けていくだけだ。



われわれは、いま、最高の勢いをもって、

昇格へ挑む。



この勢いと、団結をこのまま継続し、

昇格まで突っ走ろう。



WIN BY ALL。



がんばれジェフユナイテッド。



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誇り-松本戦即レポ [即レポ(2012)]

ジェフ2-0松本



どうもわたしです。



両軍あわせ1万4千人を動員してのゲーム、

本当にお疲れ様でした。



熱気あるスタジアムの力を感じました。




リーグ戦のホーム最終戦で、こういう熱気あるゲームが出来ることは、

本当に素晴しいことだと思います。




わたしは、録画観戦です、

あしからず。




さて、サッカーとは少しずれますが、





FromAQUAタイムでの、

アメグレは、




ぐっ、ときました。




”共に歩もう このときを、決して忘れぬ誇り、

熱きプライド持ち戦え、おおジェフユナイテッド”




今節、正直なところ、松本のサッカーの勢いに、

圧され気味の試合になると予想していました。




カウンターから一点取っての勝利が望めればという予想でいたんですが、

全くの杞憂でした。



松本の人もボールも動くサッカーを警戒していましたが、

今節は、ジェフの”人”は、想像以上に動いていました。



もともとボールは良く動くチーム、

人が動けば、怖いものはない。



その”人”が動いたのは、

気持ちが入っていたからだろう。



”相手”を恐れず、前へ出る気持ち、

そして、

”結果”を恐れず、前へ出る気持ち、

その2つを感じました。




失敗を恐れるよりも、

このチームで、この仲間達と、気持ちを高めて戦う気持ちを、

たくさん感じました。



プレビューであげていた、

SHとボランチのポジションどりについて、




もう、感動を通り越して、

涙が出るような、素晴しい出来だったと思います。




SHのヤザ、ヨネに加え、

SBの圭二、峻希、ともに、

ドリブルできりこみチャンスを作っていたので、




松本の良さであるディフェンスの寄せはまったく感じさせず、

松本は引いてドリブルのコースを消すことに意識がいったと思うので、

ジェフのパス回しが、機能したゲームになったと思います。




そこにさらに、ボランチの勇人、サトケンの出来が、

素晴しかった。



200点満点。




高い位置でボールに絡み、セカンドボールへ出足良く詰め、攻撃の起点を作ると、

守備でも高い位置を取り、相手の2シャドーを抑え、しっかり押し込む展開を作りました。




中央では、味方のゴール前から、相手のゴール前まで、

出て行っては、的確に相手のカウンターを寄せてつぶし、





広い範囲を獅子奮迅する活躍は、

まさにジェフの心臓となる活躍であったと思います。




ボランチコンビだけでなく、

ジェフのチーム全員がしっかり寄せるディフェンスをしっかり継続し、

出足良くセカンドボールを競った戦いは、泥臭いながらも非常に誇らしいゲームです。




印象的だったのは、前半35分の圭二と、後半の51分の竹内の守備。



松本は、人とボールが動き、スペースへ入れてくるパスを時折見せ、

前半35分には圭二のサイドから突破を許し、51分にはカウンターから鋭い縦パスを入れられますが、

圭二は、出足良く気迫で体を入れGKにすると、竹内はカウンターのボールを下がって受けようとした相手FWに出足良くついていき、寄せてしっかりクリアし、攻撃につなげるプレーを見せた。




全員が、相手にしっかり寄せ、

スペースにパスを出すための起点をつぶす守備がしっかり出来たと思います。




残念ながら、今節で、

自動昇格の可能性は消滅してしまいましたが、



今日の戦いが出来れば、

プレーオフに回っても問題ないだろう。



ホーム最終戦にきて、

チームに気迫がみなぎり、勢いに乗ってきたといえるだろう。




リーグ戦終盤で、この気迫に満ちたゲームが見られたというのは、

ジェフサポーターにとっての”誇り”である。



まず、このジェフというチームを誇りたい。




このリーグ最終戦には、

今期作ってきたチームの一番いいサッカーが出来たと思う。



そして、サポーターも多数が応援に駆けつけ、

素晴しい後押しも出来たと思う。



この勢いをさらに強め、

昇格プレーオフで、怒涛の快進撃を見せ、

昇格を掴み取っていきましょう。



この誇らしい、一丸となって目標を見据えるわれらがジェフは、

選手達、サポーター共に、

上を目指す気迫に満ち溢れ、




きっと成し遂げられる。



この誇りを胸に刻み、

更なる勝利へ向け、最後まで高みを目指そう。



がんばれジェフユナイテッド。



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