試行－甲府戦即レポ

ジェフ１－１甲府


どうも、わたしです。



ジェフ・甲府ともに先発メンバーを多く入れ替えての、

正念場のゲームとなりました。



ジェフは布陣も５バック気味の３－５－２に変えチャレンジしたものの、

序盤で失点、なんとかラストプレーのパワープレーで同点に持ち込んだゲームでした。



さて、ゲームはジェフが裏のスペースを狙い、奪われると５バック気味にリトリートする形で始まったが、

すぐの５分、ジェフの左サイドを個で突破されると、クロスをバホスに決められ失点してしまう。



その後はジェフはボールを持てるようになるものの、甲府の５バックの守備に、

前線で起点が作れず、チャンスが作れない。



甲府はやや引いてしまいジェフはチャンスを作れる時間もあったが、

徐々に甲府がコンパクトを取り戻すと、ジェフは攻め手がなく、前半は甲府ペースで０－１で終えた。



後半に入ると、ジェフは相手が退く前に速攻をかける意識も強くなりチャンスもできたが、

甲府が中盤の人数を増やすと、ボールの入りどころが減り、ジェフはなかなかチャンスが作れない



ややルーズになる展開で速攻を仕掛けたいものの、甲府の守備が安定しており、

ジェフは後方でボールを持てるものの、なかなか前線に入れなれなかった。



しかし前線に指宿を投入するなど、徐々に押し込むと、

アディショナルタイム９０+５分、ロングボールを指宿が落とし、船山・サリーナスとつなぎ、パワープレーの近藤が決めて同点とし、１－１で引き分けたゲームでした。



さて、ジェフはここまでやってきたスタイルをやや抑え、

５バック気味に守るシステムを試行したようなゲームでした。



甲府も同様に５バックのシステムを取っており、

真っ向から対峙するような形になったと思います。



形的には、少し低い位置でコンパクトを作って、奪ったら速攻をかける形となり、

守備的には大きく安定したように思います。



しかし、

やはり付け焼刃。



序盤で、システム的にというより、個の力で失点してしまうと、

甲府も無理をしなくなり、攻め手を失ったように感じました。



甲府も今期はうまくいっていないとはいえ、

同じシステムで戦い続けてる甲府にうまさがあったように思いました。



ジェフは、イメージはできてはいても、

まだ試行段階。



チグハグなサッカーに、

なってしまったのではないでしょうか。



守備ではやや安定したものの、

攻撃面では、引かれた５バックを攻めるアイデアは、やや薄かったように感じました。



しかし、

新しいチャレンジとしての試行はできました。



ここまで出られなかったサリーナスも攻撃面でチャンスを作り、

決定機や、ラストプレーでもアシストとなり、新たな光となったと思います



守備的には、裏のスペースを小さくし、

安定感もできたと思います。



現在は試行錯誤の段階ですが、

経験を積みたいところ。



次節岡山はやはり５バック気味に構えるチームで、

何シーズンも積み重ねているチームです。



ジェフとしては、試行段階をすぐにでも脱し、

経験を積み重ねたい。



選手がイメージを共有し、攻撃のパターンがたくさんとれるようなチームに、

積み重ねていきたいですね。





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