落ち着いたゲームも、なんかばらばら感<2015年天皇杯2回戦岐阜戦@フクアリ> [レポート(2015)]
ジェフ1-0岐阜
どうも、わたしです。
現地で観戦してきましたが、精鋭サポーターも多く、
一体感のある応援もでき、よかったように思います。
一方で、サッカーの方は、流れはプラン通りにできたように思いますが、
チームとしての一体感には乏しいような、そんな感じを受けました。
内容を簡単に振り返ります。
両軍主力をそろえての天皇杯となった。岐阜はコートチェンジを選択し、前半から運動量豊富に攻めた。ジェフはやや寄せられず苦しい展開が続くが、ゴール前をコンパクトにしてしのぎ切ると、運動量の落ちてきた岐阜に対し、ジェフが徐々に陣地を上げて攻撃に移った。右サイドからチャンスを作り始めると、43分に得たCKを栗山くんの折り返しがポストに当たって落ちたところを松田が決めて先制に成功した。前半を1-0で終えた。後半に入ると運動量の落ちた岐阜に対し、ジェフは森本・井出くんらが運動量を増して起点を作れるようになりペースを握った。しかし全体的にゴール前にあがれず得点に至らない。終盤は岐阜が攻勢に出てジェフはやや下がって対応せざるを得なかったが、最後までしのぎ切り、1-0の勝利となったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①落ち着いたゲームも、なんかばらばら感
ゲームの流れとしては、
ジェフがうまくやったと思います。
前半はコンパクトにしっかり守ることで、相手に攻めさせ、
攻め手がなくなったところを、徐々に陣を上げて、ペースを徐々にうばっていき、
しっかり1点を取って、
ゼロでしのぎ切る、
これは天皇杯1回戦でもできた流れで、
徐々に相手の起点となる選手が下がっていき、ジェフのペースになっていくのが感じ取れました。
ゲームプランにはめるような、
そんな戦い方であると思います。
一方で、局面のところを見てみると、
選手間の距離が遠いことに違和感を持っています。
攻撃時は、大きく広くパスを回すことに狙いがあり、かなり広がって陣を組んでいますが、
そのためフォローが遠く、ショートパスの連動はできない距離感になっています。
それが、ボールを奪われて守備に移行する時に、
すぐにコンパクトを作れないので、やや速攻にも弱いように見えます。
これに対し、相手の岐阜は、ボール付近に人数がいて、逆サイドの開いたところにも選手がいて、
ボール付近の数的優位と、開いたところへのパスの展開を両方実現する布陣でした。
そのため、ジェフの選手がボールに寄せると、ショートパスでかわされ、前を向かれてしまうシーンというのも、
ありました。
ただ、岐阜の方はコンパクトと開いたサッカーを同時に実現しようとするため、
スタミナの消費が激しく、前半途中から運動量が落ち、ジェフのペースになっていきました。
そういう意味では、ジェフの方がうまく立ち回ったように見えますが、
局面の内容では、岐阜の方がよくできていたように見えます。
ジェフの方は、選手間が遠いので、
どうしても、遠くからのクロスをFWが合わせる形ばかりになります。
なんとなく、J2降格したころの巻に頼ったサッカーを思い出しますが、
今のジェフには、砲台になれる選手がいません。
そのため、バイタルで数的優位を作り、そこに起点を作って、
パスで崩す形が望ましいと思いますが、それができていません。
それぞれの選手の良さはできてきているんですが、
なんかばらばらになっていて、チームとしての良さは薄まっているように感じています。
いま一度、チームとして得点を取る形、守備に移行する形を見つめて、
終盤戦に向け、得点を量産するとともに、守備を固めてほしいと思います。
さて、ジェフはホームで天皇杯を連勝し、
週末からリーグ戦を再びホームで戦う。
この無失点で来ている勢いを継続し、
さらに無失点を続けていきたいところ。
落ち着いた戦いを継続し、
順位をあげていこう。
がんばれジェフユナイテッド
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どうも、わたしです。
現地で観戦してきましたが、精鋭サポーターも多く、
一体感のある応援もでき、よかったように思います。
一方で、サッカーの方は、流れはプラン通りにできたように思いますが、
チームとしての一体感には乏しいような、そんな感じを受けました。
内容を簡単に振り返ります。
両軍主力をそろえての天皇杯となった。岐阜はコートチェンジを選択し、前半から運動量豊富に攻めた。ジェフはやや寄せられず苦しい展開が続くが、ゴール前をコンパクトにしてしのぎ切ると、運動量の落ちてきた岐阜に対し、ジェフが徐々に陣地を上げて攻撃に移った。右サイドからチャンスを作り始めると、43分に得たCKを栗山くんの折り返しがポストに当たって落ちたところを松田が決めて先制に成功した。前半を1-0で終えた。後半に入ると運動量の落ちた岐阜に対し、ジェフは森本・井出くんらが運動量を増して起点を作れるようになりペースを握った。しかし全体的にゴール前にあがれず得点に至らない。終盤は岐阜が攻勢に出てジェフはやや下がって対応せざるを得なかったが、最後までしのぎ切り、1-0の勝利となったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①落ち着いたゲームも、なんかばらばら感
ゲームの流れとしては、
ジェフがうまくやったと思います。
前半はコンパクトにしっかり守ることで、相手に攻めさせ、
攻め手がなくなったところを、徐々に陣を上げて、ペースを徐々にうばっていき、
しっかり1点を取って、
ゼロでしのぎ切る、
これは天皇杯1回戦でもできた流れで、
徐々に相手の起点となる選手が下がっていき、ジェフのペースになっていくのが感じ取れました。
ゲームプランにはめるような、
そんな戦い方であると思います。
一方で、局面のところを見てみると、
選手間の距離が遠いことに違和感を持っています。
攻撃時は、大きく広くパスを回すことに狙いがあり、かなり広がって陣を組んでいますが、
そのためフォローが遠く、ショートパスの連動はできない距離感になっています。
それが、ボールを奪われて守備に移行する時に、
すぐにコンパクトを作れないので、やや速攻にも弱いように見えます。
これに対し、相手の岐阜は、ボール付近に人数がいて、逆サイドの開いたところにも選手がいて、
ボール付近の数的優位と、開いたところへのパスの展開を両方実現する布陣でした。
そのため、ジェフの選手がボールに寄せると、ショートパスでかわされ、前を向かれてしまうシーンというのも、
ありました。
ただ、岐阜の方はコンパクトと開いたサッカーを同時に実現しようとするため、
スタミナの消費が激しく、前半途中から運動量が落ち、ジェフのペースになっていきました。
そういう意味では、ジェフの方がうまく立ち回ったように見えますが、
局面の内容では、岐阜の方がよくできていたように見えます。
ジェフの方は、選手間が遠いので、
どうしても、遠くからのクロスをFWが合わせる形ばかりになります。
なんとなく、J2降格したころの巻に頼ったサッカーを思い出しますが、
今のジェフには、砲台になれる選手がいません。
そのため、バイタルで数的優位を作り、そこに起点を作って、
パスで崩す形が望ましいと思いますが、それができていません。
それぞれの選手の良さはできてきているんですが、
なんかばらばらになっていて、チームとしての良さは薄まっているように感じています。
いま一度、チームとして得点を取る形、守備に移行する形を見つめて、
終盤戦に向け、得点を量産するとともに、守備を固めてほしいと思います。
さて、ジェフはホームで天皇杯を連勝し、
週末からリーグ戦を再びホームで戦う。
この無失点で来ている勢いを継続し、
さらに無失点を続けていきたいところ。
落ち着いた戦いを継続し、
順位をあげていこう。
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