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距離感をどれだけ維持できるか<2015年J2第20節徳島戦@鳴門大塚> [レポート(2015)]

ジェフ1-2徳島


どうも、わたしです。



セットプレーで先制し、その後は中盤のハードワークを続けるゲームになりましたが、

後半は押し込まれて逆転負けを喫してしまいました。



攻守の距離感という視点から、

書いていこうと思います。



流れを簡単に振り返ります。



ジェフはネイツがワントップに入り、出場停止の金井に代えて北爪が入った。開始からジェフが攻勢に出ると徳島はファウルやラインへ逃げることでしか対応できなくなった。開始すぐから決定機を続けると、6分に太亮のCKを大岩が合わせて先制に成功した。その後の前半は徳島がボールを持つ時間が増えるが中盤でコンパクトな守備で徳島を抑え、サイドバックが上がってサイド攻撃でペースを握るも、得点には至らず、前半を1-0で折り返した。後半に入ってもややジェフのペースで進んだが、徐々に間延びしてくると徳島がボールをもっていてもなかなかカットできなくなり、シュートまで打たれるシーンが増えた。74分に波状攻撃のクロスを決められ失点すると、87分にも一度跳ね返したボールを押し戻されカウンターで決められ、逆転を許した。ジェフはシュート5本に終わるなど攻撃の形が作れないゲームでありました。



思うところを書いていきます。


①距離感をどれだけ維持できるか


このゲームは、ジェフの公式サイトの試合レポートがわかりやすかったのですが、

おんなじような感想を持ちました。



前半は理想的な展開で、すぐにセットプレーで得点し、

後はしっかり中盤でコンパクトに布陣し、相手にいい攻撃をさせないサッカーができました。



シュートにまでは至らなかったですが、中盤で奪って、サイドバックが上がって、

サイドから攻めるような攻撃の形もできたと思います。



ただ、後半に入って、

戦況が変わりました。



徐々にジェフも疲れからか間延びし、コンパクトさを失ってくると、相手のボールホルダーへの寄せも遅くなり、

どんどん裏にボールを入れられるようになってきました。



それは通らなくても、中盤の距離感が空いてしまい、

そのスペースでセカンドボールを相手に拾われて起点にされてしまい、



徐々に下がらざるを得なくなりました。



そして、全体的にまずは守備の距離感が遠くなってバランスを崩すと、

攻撃に移るときも、前線と後方の距離が空いてしまっていて、攻守全体の距離感が遠くなってしまいました。



それによって、守備はゆるくなり、攻撃は単調になり、

徳島に一気にペースを持っていかれたように感じるゲームでした。


今年のジェフは、単調な攻撃でも決めきれるような絶対的なエースはいないので、

距離感の近いところでごちゃっとしたところで、相手の守備を崩すような展開が必要です。



その距離感を作るためにも、守備で距離感が近いまま攻撃に移行できる切り替えの早さと、

その距離感を次の攻撃、さらにその次の守備にもコンパクトなまま移行できる運動量も必要でしょう。



これはゲームの前半は維持できますが、

なかなかゲームを通じては維持が大変なのかもしれません。



でもそれを維持できるかどうかというのが、

ジェフの生命線になっていくように思います。



コンパクトな距離感を維持して攻守に切り替えの早いサッカーをする、

これはなかなか大変なことですが、



いま一度見直して、

チームを作っていってほしいと思います。



さてジェフはアウェイで勝利を逃し、

連勝を逃した。



次節はもう前半戦の最終戦となる、

21節。



ホームで選手たちを鼓舞し、

勝利で前半戦を終えよう。




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