《プレビュー》明日はJ2磐田戦＠フクアリ

どうも、わたしです。



前節、アウェイで今期初の敗戦を喫したジェフは、

ホームで首位磐田を迎え討ちます。


陥落した首位を奪還するチャンス、

そして連敗のできない大事な一戦です。



ジェフと磐田の対戦成績はリーグ戦で、
ジェフの11勝19敗8分け（55得点79失点）です。
J2では0勝1敗1分け（2得点4失点）となります。



ジェフと磐田の最終対戦は、昨年11月にJ2第39節をフクアリで戦い、
２－２で引き分けています。
両軍ともラインを高く上げ、コンパクトで寄せの早い守備で、球際の強い熱気のこもったゲームとなった。磐田がボールを持つがジェフは前から寄せてけらせてしまうケースが多く危なげない守備だった。ジェフは細かいパスで崩しにかかるが磐田の寄せも早く膠着した。32分に磐田のCKを決められ失点。前半を０－１で終えた。後半にはいるとジェフが前にどんどん出て攻め、磐田はカウンターを狙う展開となった。両軍決定機を作るが決めきれないでいたが、55分に也真人からのスルーパスで抜け出た森本がドリブルで仕掛け、折り返しのクロスを幸野が決めて同点とした。さらに攻勢を強め、61分に太亮のミドルをキーパーがはじいたところ、ヤザが寄せるがポストに跳ね返されるも、さらに大岩が決めて逆転に成功。しかし73分に後方のパス回しを奪われ、失点。その後FWを増やし点を取りに行くがやや足が止まり、２－２の引き分けとなったゲームでした。


ここ5試合の磐田は、4勝0敗1分け（11得点4失点）です。
（ジェフは3勝1敗1分け（9得点5失点））
今年も名波監督が指揮を執るが、昨年よりも縦への速さを作ってきて好調を見せている。早い帰陣からゾーンでしっかり守り、前からの寄せで前に出ていく守備で奪うと、どんどん縦へ入れ特にサイドのスペースに入れて起点を作っている。選手間を広くとり、サイドからサイドへ大きな展開でチャンスを作っている。クロスを早く入れるなどややリアクション的なサッカーになりつつある。攻撃で選手間が広いことで孤立することがあり、狙いどころとなっている。またSBが内に締めて守備をしていることが多く、サイドで起点を作られている。


ここまでの磐田は、6勝1敗1分け（16得点6失点）で、勝ち点19の1位。
ジェフは、5勝1敗2分け（13得点6失点）で、勝ち点17の3位。



個人的注目点を書いていきます。


①前への圧力を強く、リアクションで勝つ集中力を


今期の磐田は非常にバランスが取れていて、

攻守にアグレッシブで、かつ穴が少ないチームになっていると思います。


一方で、攻撃時は個の強さを出していくために、選手間が広く、大きな展開でパスをつなぐものの

ボールに寄せられると孤立する場面も見られます。



組織的にうまいサッカーをやりつつも、圧力をかけられると、

最終ラインがほころびを見せる場面も見られています。


ジェフとしては、自分たちの良さを存分に出し、

ボールへの圧力をかけて、磐田に自由を与えないサッカーを期待します。


とくに、パスカットしたボールのこぼれや、クリアボールが相手のラインの裏に抜けるなど、

予想できないプレーのリアクションにより、崩す場面が想定できます。


そういった予想できない場面で、反応できる集中力が、

今のジェフにはあります。


互角の力を持ちつつも、集中力でリアクションのボールにも反応し、

ゴールに結びつけてほしいです。



②早い攻撃で、サイドに起点を作ろう


ジェフの攻撃についてです。


磐田の守備では、SBの駒野が上がっている場面も多く、またサイドが内に締めていて、

最終ラインのサイド側が空いている場面が多くみられます。


ジェフはサイド攻撃が主体であるので、

このサイドのスペースをうまく使っていきたい。


中盤でしっかり奪って、サイドに早く振っていくことで、

サイドのスペースを存分に使って、攻撃を組み立ててほしいと思います。


また、磐田が内に締めているため、ファーサイドへのクロスなど、

ペナルティエリア内を広く使った攻撃にも期待です。


サイドへ早く攻める、

ジェフの攻撃に注目です。



③コンパクトな守備で常に数的優位を作ろう


ジェフの守備についてです。


磐田の攻撃は、選手間を広く、

大きな展開でつないでくることが多いです。


そのため、

相手も間延びさせられることが多いですが、



ジェフとしては、ボールの入り先で数的優位を作って、

囲んで守りたいところです。


常にボールへ圧力をかけ、正確なボール回しをさせないことで、

ボールの動きを限定させ、


ボールの入り先へ動いて、数的優位を作っていくことが、

できると思っています。


個の力も強い相手なので、相当な走力が必要だと思いますが、

ジェフの良さをだし、コンパクトで数的優位を作る守備を見せてほしいと思います。



さて、今期のジェフは、

首位に絡むゲームを多数行っている。


4節岡山戦で１・２位対決、7節大宮戦で首位どり、前節首位から陥落したものの、

今節第9節に、また首位取りの一戦ができることになった。


首位が絡むゲームは緊張感も大きく、

選手としても大きなプレッシャーがかかるだろう。


そして、クラブの意地が、

大きくかかる一戦であろう。


昇格を狙う歴史あるチーム通しの対戦、

黄色の情熱とジェフの意地を見せ、首位を奪還しよう。


さあ戦いの時間だ。

　　　
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