ベテランの修正力<2014年第36節札幌戦@厚別> [レポート(2014)]
ジェフ2-0札幌
どうも、わたしです。
昨日のゲームは、劣勢なペースになりつつも、
ワンチャンスをしっかり決めたところに目が行きがちですが、
後半に上がっていったように見えたラインどりなど、
守備面に注目してみようと思います。
内容を簡単に振り返ります。
強風が吹く中、札幌が前半風下を選択してのゲームとなった。風上に立ち攻めるジェフだが、風向きもあり押し戻せない札幌が引き気味になったこともありなかなか前線で崩せず、停滞した流れとなった。札幌は中央で高さがありジェフは起点を作れないでいると、サイドバックの裏などから札幌に攻め込まれるシーンも増え、徐々に劣勢に。しかし前線で粘ってFKを得ると、43分に太亮が直接決めて先制に成功。前半を1-0で折り返します。後半に入り風下になるとボールを押し返せず、押し込まれた展開が続く。粘り強く対応し跳ね返すも、前線でなかなか起点が作れず自陣でのプレーが増えた。しかし、74分に相手のクリアボールを幸野がはじき返すと、前線で受けた森本が競り合ってシュートを決め2点目を決めた。その後はジェフは寄せを早くラインも上がり、しっかりした守備から決定的なピンチを作らず、2-0で勝利したゲームでした。
思うところを書いていきます。
①よかったと思うベテランの修正力
前節もそうだったんですが、
山口智選手が戻ってきて、ジェフの最終ラインが上がるようになってきたと思います。
今節は、前半は押し込んだジェフに対し、札幌の攻撃はジェフの右サイドバックの裏にボールが入ってくることが多かったように思いますが、
ラインを下げることなく、慶選手が上がったフォローもキムや勇人が入って対応。
幸野も戻ってくるケースもありましたが、
SBやSHなど攻撃させたい選手を使わずにうまく対応できているように思いました。
後半に入ると、札幌はFWの都倉選手だけでなく、内村選手を投入し、
裏へのボールをどんどん入れて、ジェフの最終ラインを押し下げにかかりましたが、
最初はどんどん押し下げられて、全体的に下がってしまいましたが、
交代戦術なども機能し、風下になった後半でも上がってきた印象がありました。
ラインがしっかりあがって、ジェフのボランチ二人が前に出て自由に守備ができるようになると、
札幌は裏へのボールも出しにくくなり、ジェフはどんどんやりやすい守備状況になっていったように思います。
おそらく札幌としては、風上に立ったので、裏にどんどん入れて都倉・内村に競らせて、
ディフェンスラインが下がってできたスペースに選手を走りこませたかった、もしくはジェフを全体的に押し下げてしまおうという意識だったと思いますが、
間延びしたのも全体が下がったのも、一時期だけで、
ゲーム内に早めに修正が入ったように見えました。
こういったところは、
ベテラン選手のすごいところなのかなと思います。
このところ、慶選手や智選手の復帰や出場に伴い、
守備ラインが上がり、それによって攻撃が活性化しているようにも思います。
ボランチの2人がやりやすくなり、守備にも攻撃にも存在感も増していますが、
守備ラインが上がったことで、ボランチの近くで守備をしてくれているので、その分前に出られているように思います。
若手が増えて自由度は高く、勢いもあった感じもしますが、
こういうところはベテランもなかなかやるなと感じます。
安定感を増してきた守備をベースに、
前線では若手が躍動する攻撃で、残り数戦を勝ち抜いていきたいですね。
さてジェフは、リーグ戦で連勝を果たし、
順位もプレーオフ圏内に入ってきた。
しかし水曜日には、
天皇杯での戦いがある。
日頃なかなか出場機会のない選手たちは、
レギュラー奪取のチャンスでもある。
シーズンも終盤を迎え、
チャンスも少なくなってきたといえるのかもしれない。
いつやるのかといわれれば、
「今」である。
このゲームで活躍することでチャンスをつかみ、昇格に貢献するプレーをここから見せて、
来季をジェフとともにJ1で戦おう。
がんばれジェフユナイテッド
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どうも、わたしです。
昨日のゲームは、劣勢なペースになりつつも、
ワンチャンスをしっかり決めたところに目が行きがちですが、
後半に上がっていったように見えたラインどりなど、
守備面に注目してみようと思います。
内容を簡単に振り返ります。
強風が吹く中、札幌が前半風下を選択してのゲームとなった。風上に立ち攻めるジェフだが、風向きもあり押し戻せない札幌が引き気味になったこともありなかなか前線で崩せず、停滞した流れとなった。札幌は中央で高さがありジェフは起点を作れないでいると、サイドバックの裏などから札幌に攻め込まれるシーンも増え、徐々に劣勢に。しかし前線で粘ってFKを得ると、43分に太亮が直接決めて先制に成功。前半を1-0で折り返します。後半に入り風下になるとボールを押し返せず、押し込まれた展開が続く。粘り強く対応し跳ね返すも、前線でなかなか起点が作れず自陣でのプレーが増えた。しかし、74分に相手のクリアボールを幸野がはじき返すと、前線で受けた森本が競り合ってシュートを決め2点目を決めた。その後はジェフは寄せを早くラインも上がり、しっかりした守備から決定的なピンチを作らず、2-0で勝利したゲームでした。
思うところを書いていきます。
①よかったと思うベテランの修正力
前節もそうだったんですが、
山口智選手が戻ってきて、ジェフの最終ラインが上がるようになってきたと思います。
今節は、前半は押し込んだジェフに対し、札幌の攻撃はジェフの右サイドバックの裏にボールが入ってくることが多かったように思いますが、
ラインを下げることなく、慶選手が上がったフォローもキムや勇人が入って対応。
幸野も戻ってくるケースもありましたが、
SBやSHなど攻撃させたい選手を使わずにうまく対応できているように思いました。
後半に入ると、札幌はFWの都倉選手だけでなく、内村選手を投入し、
裏へのボールをどんどん入れて、ジェフの最終ラインを押し下げにかかりましたが、
最初はどんどん押し下げられて、全体的に下がってしまいましたが、
交代戦術なども機能し、風下になった後半でも上がってきた印象がありました。
ラインがしっかりあがって、ジェフのボランチ二人が前に出て自由に守備ができるようになると、
札幌は裏へのボールも出しにくくなり、ジェフはどんどんやりやすい守備状況になっていったように思います。
おそらく札幌としては、風上に立ったので、裏にどんどん入れて都倉・内村に競らせて、
ディフェンスラインが下がってできたスペースに選手を走りこませたかった、もしくはジェフを全体的に押し下げてしまおうという意識だったと思いますが、
間延びしたのも全体が下がったのも、一時期だけで、
ゲーム内に早めに修正が入ったように見えました。
こういったところは、
ベテラン選手のすごいところなのかなと思います。
このところ、慶選手や智選手の復帰や出場に伴い、
守備ラインが上がり、それによって攻撃が活性化しているようにも思います。
ボランチの2人がやりやすくなり、守備にも攻撃にも存在感も増していますが、
守備ラインが上がったことで、ボランチの近くで守備をしてくれているので、その分前に出られているように思います。
若手が増えて自由度は高く、勢いもあった感じもしますが、
こういうところはベテランもなかなかやるなと感じます。
安定感を増してきた守備をベースに、
前線では若手が躍動する攻撃で、残り数戦を勝ち抜いていきたいですね。
さてジェフは、リーグ戦で連勝を果たし、
順位もプレーオフ圏内に入ってきた。
しかし水曜日には、
天皇杯での戦いがある。
日頃なかなか出場機会のない選手たちは、
レギュラー奪取のチャンスでもある。
シーズンも終盤を迎え、
チャンスも少なくなってきたといえるのかもしれない。
いつやるのかといわれれば、
「今」である。
このゲームで活躍することでチャンスをつかみ、昇格に貢献するプレーをここから見せて、
来季をジェフとともにJ1で戦おう。
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