積極的な守備がうまくまわってきた【2013年天皇杯3回戦vsFC東京戦@フクアリ】 [レポート(2013)]
ジェフ1-1FC東京
(PK5-6)
どうも、わたしです。
後半アディショナルタイムに同点弾を叩き込み、
PK戦も8人目までもつれる激闘になりました。
パスサッカーをするFC東京相手にも、パスを回せたという点でも素晴しい結果ですが、
守備の面で、積極性からうまく回ってきた面が多いと思います。
内容を簡単に書いていきます。
ジェフ・FC東京共に、ラインを高くしコンパクトな布陣で臨んだ。ジェフは森本が、FC東京は渡辺が裏を狙ってくる展開で序盤から決定機もつくっていく展開が続いた。その中でもややジェフがポゼッションを握り、サイドから攻めるケースが多かったが、起点を作りきれなかった。FC東京は、ロングボールが多くなり、こちらもコンパクトな陣形に手を焼いた印象であった。前半の41分にルーカスを倒してしまいPKで失点。前半は0-1で終えた。後半、ややブロックを固めたFC東京に対し、ジェフもポゼッションを高めて奮闘するもなかなか点を奪えず。森本を下げ、谷澤・深井・大塚らを投入したゼロトップ体制で、なかなか起点を作りきれない戦いが続いたが、後半アディショナルタイムに、大塚からのパスを也真人がヒールで落としたボールを、深井が決めて同点とした。延長でも決着がつかず、PK戦で岡本も2本を止めるも、8人目で差がついて敗退となったゲームであった。
思うところを書いていこうと思います。
①積極的な守備がうまく回ってきた。
ジェフの今期の苦しんできたところとして、
守備の面があると思います。
前半戦は、
失点の少なさで首位にたつこともあったジェフですが、
苦しくなると、ゴール前にブロックを固め、
とにかくはじき返すという雰囲気であったと思います。
それがだんだんと、ブロックがボールへ寄せてこないことが研究され、
ミドルを打ち込まれたり、内側に寄せて不在となったサイドを起点に失点したりと、
リーグ戦中ごろに、
守備の堅さというのは感じられなくなってしまっていました。
また、前線がなかなか守備に走るケースも少なく、
守備の面で苦戦を強いたれたのではないでしょうか。
それが、リーグ戦での神戸戦や、このFC東京戦では、
改善されてきたと思います。
ここまでリスクを負わず引いてしまってきた最終ラインは、
高くコンパクトに配置し、
ラインの裏を狙われるケースというのはありますが、
相手は高い位置でジェフのコンパクトな守備で起点を作ることができないことから、
ボールの出所は後ろの方からとなり、
怖さも少なくなっているように思います。
また、そのコンパクトな守備への前線選手の貢献というのも大きくて、
前の選手がボールホルダーの後ろからもしっかりプレッシャーをかけて、相手に自由を与えないようにしていると思います。
こういった守備により、相手のパスも苦し紛れなケースというのが増えてきて、
競ったセカンドボールも増え、コンパクトな陣形の中ではジェフの選手が前に出てセカンドボールも抑えられるようになって、
相手のボールが継続しないで、
ジェフボールになる回数も増えたように感じます。
いままでだと、引いてしまっていたことで、
クリアしても、相手ボールでずっと押し込まれた状況が続く悪い時間帯があったんですが、
それが無くなるとともに、
逆にジェフが全体で押し込んで、相手のクリアボールもモノにする時間すらできてきたように思います。
守備の姿勢を積極的にすることで、リスクもありますが、
相手に自由にボールを持たせる時間は減り、ジェフがボールを持てる時間も長くなったように感じます。
今後は、カウンター重視の相手などでは、すこし変えていかないといけないかもしれないですが、
この守備の積極性を、継続して、ボールを持てるチームをあらためて作っていってほしいと思います。
さて、ジェフは、天皇杯を敗退したものの、
J1のチーム相手に納得できるサッカーを繰り広げることができた。
ここからのゲームは落とせないゲームばかりであるが、
内容を維持しつつ、結果も残さなければいけない。
気持ちを強く持って、
積極的なゲームで、勝利を奪い取っていこう。
がんばれジェフユナイテッド
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(PK5-6)
どうも、わたしです。
後半アディショナルタイムに同点弾を叩き込み、
PK戦も8人目までもつれる激闘になりました。
パスサッカーをするFC東京相手にも、パスを回せたという点でも素晴しい結果ですが、
守備の面で、積極性からうまく回ってきた面が多いと思います。
内容を簡単に書いていきます。
ジェフ・FC東京共に、ラインを高くしコンパクトな布陣で臨んだ。ジェフは森本が、FC東京は渡辺が裏を狙ってくる展開で序盤から決定機もつくっていく展開が続いた。その中でもややジェフがポゼッションを握り、サイドから攻めるケースが多かったが、起点を作りきれなかった。FC東京は、ロングボールが多くなり、こちらもコンパクトな陣形に手を焼いた印象であった。前半の41分にルーカスを倒してしまいPKで失点。前半は0-1で終えた。後半、ややブロックを固めたFC東京に対し、ジェフもポゼッションを高めて奮闘するもなかなか点を奪えず。森本を下げ、谷澤・深井・大塚らを投入したゼロトップ体制で、なかなか起点を作りきれない戦いが続いたが、後半アディショナルタイムに、大塚からのパスを也真人がヒールで落としたボールを、深井が決めて同点とした。延長でも決着がつかず、PK戦で岡本も2本を止めるも、8人目で差がついて敗退となったゲームであった。
思うところを書いていこうと思います。
①積極的な守備がうまく回ってきた。
ジェフの今期の苦しんできたところとして、
守備の面があると思います。
前半戦は、
失点の少なさで首位にたつこともあったジェフですが、
苦しくなると、ゴール前にブロックを固め、
とにかくはじき返すという雰囲気であったと思います。
それがだんだんと、ブロックがボールへ寄せてこないことが研究され、
ミドルを打ち込まれたり、内側に寄せて不在となったサイドを起点に失点したりと、
リーグ戦中ごろに、
守備の堅さというのは感じられなくなってしまっていました。
また、前線がなかなか守備に走るケースも少なく、
守備の面で苦戦を強いたれたのではないでしょうか。
それが、リーグ戦での神戸戦や、このFC東京戦では、
改善されてきたと思います。
ここまでリスクを負わず引いてしまってきた最終ラインは、
高くコンパクトに配置し、
ラインの裏を狙われるケースというのはありますが、
相手は高い位置でジェフのコンパクトな守備で起点を作ることができないことから、
ボールの出所は後ろの方からとなり、
怖さも少なくなっているように思います。
また、そのコンパクトな守備への前線選手の貢献というのも大きくて、
前の選手がボールホルダーの後ろからもしっかりプレッシャーをかけて、相手に自由を与えないようにしていると思います。
こういった守備により、相手のパスも苦し紛れなケースというのが増えてきて、
競ったセカンドボールも増え、コンパクトな陣形の中ではジェフの選手が前に出てセカンドボールも抑えられるようになって、
相手のボールが継続しないで、
ジェフボールになる回数も増えたように感じます。
いままでだと、引いてしまっていたことで、
クリアしても、相手ボールでずっと押し込まれた状況が続く悪い時間帯があったんですが、
それが無くなるとともに、
逆にジェフが全体で押し込んで、相手のクリアボールもモノにする時間すらできてきたように思います。
守備の姿勢を積極的にすることで、リスクもありますが、
相手に自由にボールを持たせる時間は減り、ジェフがボールを持てる時間も長くなったように感じます。
今後は、カウンター重視の相手などでは、すこし変えていかないといけないかもしれないですが、
この守備の積極性を、継続して、ボールを持てるチームをあらためて作っていってほしいと思います。
さて、ジェフは、天皇杯を敗退したものの、
J1のチーム相手に納得できるサッカーを繰り広げることができた。
ここからのゲームは落とせないゲームばかりであるが、
内容を維持しつつ、結果も残さなければいけない。
気持ちを強く持って、
積極的なゲームで、勝利を奪い取っていこう。
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