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やはりボールをつなぎ走り勝つゲームは気持ちがいい【2013年J2第18節vs神戸戦@ノエスタ】 [レポート(2013)]

ジェフ2-2神戸


どうも、わたしです。




今節のゲーム、前半はまったく自由にさせてもらえなかったですけど、

後半はペースを握り続け、



結果は引き分けながら、動きの止まった神戸に対し、

最後まで走り続けたジェフを見られたのではないかと思います。



内容を簡単に振り返ります。



ジェフはコンパクトさを意識しながらしっかり寄せる守備で守備から入ったが、神戸は広い守備範囲を活かして高い位置から寄せ、ジェフに自由を与えないとともに、前線へのアバウトなボールもしっかり収めて、高い位置で攻勢をかけ続ける。前半20分、与えたCKからヘッドで押し込まれ失点。ジェフは守備に注力し神戸に許したシュートはほとんどミドルだが、ジェフは攻撃の形を作れず、前半シュートゼロに終わった。後半に入ると神戸の寄せが遅くなり、陣形も間延びしスペースが生まれると、ジェフがボールをつなげるようになった。セカンドボールもジェフが奪い、攻勢に転じると、49分にヨネがセカンドボールを競り勝ったところからクロス、ゴール前でケンペスがダイビングヘッドで決め、同点とした。56分にサイドからのカウンターをゴール前につながれ失点するが、64分に右サイドから内側にドリブルで切り返したヨネからでたスルーパスにケンペスが抜けだし、再び同点とした。その後も前線が走り、後方でのパスもつながり、セカンドボールも奪い、終始ジェフペースで進めるも、3点目は奪えず、ドローとなったゲームでした。



思うところを書いていきます。




①しっかりしているジェフのスカウティングと、対応力


まず、ゲームを通じてですが、

ジェフの守備の部分で、悪くなかったと思います。



コンパクトさを維持するとともに、

しっかり寄せつつ、かつ、ドリブルにも対応したマークをつくことで、



神戸の嫌な守備というのは、

できていたと思います。




そのため、前半は一方的な神戸のゲームだったにも関わらず、

前半うたれたシュートは、CKからのゴールと、小川の決定機以外は、ほとんどミドルという状況で、

崩された感はなかったと思います。




ただし、神戸はジェフが寄せていても、

アバウトなロングボールを前線で競り合って、チャンスを作るなど、



ジェフにとっても嫌な攻撃を続け、

FKやCKなどのチャンスを獲得し、


結果的に得点へつなげましたね。



後半は、ジェフはさらに攻撃面で修正し、

運動量を増やしサポートをするとともに、裏への飛び出しも増やし、



早いボールのつなぎでボールをつなぎ、

攻守の切り替えで早い攻めも意識し、



ペースを握っていくに至りました。



今節、全体を通して、選手が神戸の特徴を理解していて、

どうやって神戸対策をしていくかということを、



よく理解したうえでプレーしているように感じ、

それができているから、後半での修正も楽になっているように感じます。



今シーズン通じて、ずっと感じていますが、ジェフのスカウティングの正確性と、

それによる相手チームの特性を選手がしっかり理解して、ゲームに入れていると思います。




相手チームの対策から入り、ジェフの苦手部分に直面することもあるので、

前半は総じて良くない場合がありますが、



前半でさらに相手チームのスカウティングを深め、修正を図り、

後半から攻勢にかかるゲームを多く、



前半のスカウティングを活かした、

後半での選手の対応力というのにも、目を見張るものがあると思います。



今節は、裏への抜け出しや、早い攻めや、ドリブルでのアクセントなどを、

後半にしっかり活かしてきたと思います。



監督コーチらのスカウティングと、それを練習で選手に伝える力、

そしてその情報をプレーに活かす、選手たちのゲームインテリジェンスは、



かなり伸びてきているように感じます。



今後も、相手チームの対策と、

それを上回るための修正を磨き、



どんなチーム相手にも、相手が嫌がるプレーをし、

ジェフが相手を上回っていけるゲーム運びができるようになっていくのではないでしょうか。




②やはりボールをつなぎ、走り勝つゲームは気持ちいい。



前半は、神戸の早い寄せと広い守備範囲で、

ジェフはボールを自由にできず、



運動量の差を見せつけられた前半、

となった印象でしたが、



前半の終了前後から神戸の前線の足が止まり始め、

後半では、足が止まってきた神戸に対し、




ジェフがよく走っているのが、

目につく内容となりました。


前半からジェフもコンパクトさを意識したゲーム運びをしていましたが、

神戸もそれを上回るようにプレーしたため、



前線を中心に、

消耗が早かったようですね。




神戸が消耗し、寄せが弱くなり、間延びしてきたこともあり、

ジェフは前を向いてプレーすることができ、



早いボールタッチでの、

ボールのつなぎを実現し、



引き分けという結果ながら、ボールをポゼッションしながらの、

走り勝つゲームができたと思います。



コンパクトさを維持しつつ、

後半は、セカンドボールやパスの入り先への出足勝負でも、


神戸の選手と、ボールのないところから走りだし、ポジションを競り合う場面もありましたが、

前をとったり、優位なポジションを作りだし、



ボールのないところの走り合いでも、優位性を見せ、

結果的に、セカンドボールをジェフが奪い、ペースを握ったと思います。



ボールホルダーのフォローのため、

後ろの選手が追い抜いて行ったり、前から下がってきて受けたりなど、


パスを回す際の、

動きも良かったですね。



こんな感じで、ゲームの終盤もスタミナを持続し走り勝つゲームができると、

ジェフサポーターとすると、なんとなく嬉しいですね。



神戸のように、前からプレスをかけ続け、

守備を固めてこないチームだからこそ、走り勝てた面もありますが、



ボールをポゼッションし、持っている時間を長くできることで、

スタミナ面では優位性をとれるゲームは、増やせるはずだと思うので、



今後は、もっと、

スタミナ面で走り勝つゲームが増えていくと、



気分よく、

ゲームを見られるように思います。




さて、ジェフは引き分けながら、

連敗を2で止め、ホームに戻ってくる。



ホーム山形戦では、苦しいゲームを繰り広げたが、

今節はアウェイで、転機となるようなゲームをできたと言えるだろう。



次節の相手、横浜FCは、

神戸への対策が、応用できるチームであるように思うので、



ジェフとすれば、

今節後半でつかんだ感覚を高め、さらに練習を重ねてからゲームに臨むことができるだろう。



ホームで何としても勝利をつかみ、

再び、連勝の波にのっていこう。




がんばれジェフユナイテッド



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