明日はJ2G大阪戦@万博 [プレビュー(2013)]
どうも、わたしです。
ホームで悔しい引き分けを喫したジェフは、
3連戦の最後を、アウェイ大阪へ乗り込みます。
圧倒的な優勝候補とされるガンバ相手とはいえ、
J2屈指の守備力と、躍動する攻撃で勝利を奪っていきたい一戦です。
ジェフとG大阪の対戦成績は、リーグ戦で、
ジェフの16勝20敗4分け(64得点66失点)です。
ジェフとG大阪の最終対戦は、2009年12月にJ1第34節をアウェイで戦い、
0-2で敗戦しています。
ここまでのG大阪は、1勝0敗3分け(8得点6失点)です。
攻撃では正確なポジショニングと正確なパスのつなぎから自在にゴール前を崩してくる。サイドに起点を作るケースではSH・SBが高い位置で攻撃参加し、ゴール前にクロスを入れてくる。中央からラインの裏に飛び出してくるスルーパスも見せる。守備は2列でブロックを組み、パスの入り先を読み囲んで奪っている。ややボールホルダーへの寄せが甘く、パスの入り先へマークを集中させることから、おとりの動きについていってしまい、連動して崩されているケースが散見される。攻撃ではレアンドロがゴール前で強さをみせるとともに、倉田は受けてからのドリブル突破が特徴的か。
ここまでのG大阪は、1勝0敗3分け(8得点6失点)で、勝ち点6の5位。
ジェフは、1勝1敗2分け(4得点2失点)で、勝ち点5の10位。
個人的注目点を書いていきます。
①ジェフは、やるべきサッカーを忠実に
ジェフとG大阪のここまでのゲームを見ましたが、
かみ合わせの良い、撃ち合いのゲームになるような気がしています。
ジェフ・G大阪ともに、
パスをつなぎ、スペースをおとしいれていく攻撃サッカーを志向し、
攻撃の狙いは近いように思います。
違いがでてくるのは、
守備の方で、
ジェフは、2列目、最終ラインにコンパクトさを求めて、高い位置や2・3列で挟んでのプレスを狙います、
が、ややプレスが機能しておらず、間延びした守備に。
G大阪は、ゾーンでしっかり守備陣形を組み、寄せは弱いながらプレッシャーをかけ、
縦パスが入ったところを追い込んで囲い、ボールを奪う守備かなと思います。
ともに、ややラインとラインの間が間延びした状況になっており、
このスペースを使ってしっかりボールをつなぐことが両軍の狙いとなるわけです。
ジェフ側からすれば、G大阪の攻撃陣は強力ですから、
ちばぎんの柏戦で見せたように、しっかりと守備陣形を戻って作り、
守備を第一に意識し、コンパクトにしたところから、
攻撃に転じた方がいいように思います。
ガンバ側は、もともとやや守備間隔が広く、
ジェフとすればカウンターで一気にボールをつなぐのが、有効だと思いますし、
ガンバは、ボールホルダーへの寄せがそれほど強くなく、
ジェフがボールをポゼッションして、パスで崩していく狙いも考えていいと思います。
どちらにしても、付け焼刃は通用せず、
やろうとしている自分たちのサッカーをやり遂げることだと思います。
やるべきサッカーを、
やり遂げるジェフの戦いに注目です。
②連動した動きで揺さぶり、崩せ。
ジェフの攻撃についてです。
G大阪の守備について、
前述しましたが、
ボールホルダーへの寄せはそれほどでもなく、
高い位置でなんとなく寄せておいて、
相手の縦パスが入ったところを、
守備陣の素早い動きと、高い察知力で囲み、
ボールを奪っているように思います。
相手の動きを読んでパスカットしていますので、
奪った時点で他の選手も動きだしており、すぐカウンターへつなげるような鋭い攻撃転換を見せています。
一方で、ボールホルダーへがっちり寄せるわけではないので、
わりとボールホルダーは自由があり、
決定的なパスも許してしまっている印象です。
特に、相手の動きを読んで囲む守備なので、
読みが外れた時には、崩れています。
おとりの動きで、サイドにつりだされ、逆に振られたり、
連動しての動きに対応が遅れるなど、
弱点も見えます。
そのため、ジェフとして狙いたいのは単発な動きでなく、
連動した崩しが注目点です。
前線の選手は、多く動いておとりにならなければいけないですし、
後ろの選手は、ボールを追い越す動きで、複数選手が動く連動性を高める工夫が必要でしょう。
この連動性を使っていくには、
バランス感覚とスタミナが必要ですが、
守備をコンパクトにしていくことで、選手の距離を近くし、
カバーやポジションチェンジをしやすくし、負担を減らすことができるのではないでしょうか。
連動し揺さぶることで崩していく、
ジェフの攻撃に注目です。
③ミスを減らし、付け込まれず、しっかりコンパクトに守る守備。
ジェフの守備についてです。
G大阪の攻撃は、
とにかく正確性が高く、
ゴール前でも縦パスを正確にスペースに入れ、
つないできます。
これには、しっかりプレスをかけ、
ペースを握らせず、
ゴール前でもしっかりブロックし、
シュートを打たせない必要がありますが、
コンパクトさを守ることで、
相手にバイタルの嫌な位置で、起点を作られないで済むと思います。
また、ジェフのパスミスなどで、
高い位置でボールを奪われた場合に、
ジェフの守備の体制が整わず、
ガンバに付け込まれるケースが予想されます。
こういった場面がピンチを増やしますので、
やはりミスを減らしていけるよう、注意が必要でしょう。
なんといっても最後の部分は、絶対ゴールを割らせないという気迫ですが、
それは、われらが守護神、岡本選手に期待しています。
しっかりコンパクトに守り、
ミスに付け込まれないジェフの守備に注目です。
さて、ここ数年のガンバを見てきて、
まさかこのJ2の舞台であたることになるとはだれも思わなかっただろう。
昨年はACLにも出場していたチームであり、
まさかの降格劇に、誰もが驚いた昨年末であったに違いない。
そんなガンバ大阪も、やはりJ2での戦いには、
苦しんでいるように見える。
このガンバ戦、自分たちの力をはかるという考え方もできるが、
そうではない。
ジェフは開幕から数試合、
なかなか流れをつかめていないが、
このゲームでは、J2での戦いにおいては一日の長があるわれわれが、
J2の激しさを体現しなければならないだろう。
また、ジェフに新天地を求めてきた智、大塚、良太らは、
自らの選択が正しかったことを証明しなければならないだろう。
ここまでで一番の激しさを見せ、
われわれがシーズンのペースをつかもう。
さあ、戦いの時間だ。
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ホームで悔しい引き分けを喫したジェフは、
3連戦の最後を、アウェイ大阪へ乗り込みます。
圧倒的な優勝候補とされるガンバ相手とはいえ、
J2屈指の守備力と、躍動する攻撃で勝利を奪っていきたい一戦です。
ジェフとG大阪の対戦成績は、リーグ戦で、
ジェフの16勝20敗4分け(64得点66失点)です。
ジェフとG大阪の最終対戦は、2009年12月にJ1第34節をアウェイで戦い、
0-2で敗戦しています。
ここまでのG大阪は、1勝0敗3分け(8得点6失点)です。
攻撃では正確なポジショニングと正確なパスのつなぎから自在にゴール前を崩してくる。サイドに起点を作るケースではSH・SBが高い位置で攻撃参加し、ゴール前にクロスを入れてくる。中央からラインの裏に飛び出してくるスルーパスも見せる。守備は2列でブロックを組み、パスの入り先を読み囲んで奪っている。ややボールホルダーへの寄せが甘く、パスの入り先へマークを集中させることから、おとりの動きについていってしまい、連動して崩されているケースが散見される。攻撃ではレアンドロがゴール前で強さをみせるとともに、倉田は受けてからのドリブル突破が特徴的か。
ここまでのG大阪は、1勝0敗3分け(8得点6失点)で、勝ち点6の5位。
ジェフは、1勝1敗2分け(4得点2失点)で、勝ち点5の10位。
個人的注目点を書いていきます。
①ジェフは、やるべきサッカーを忠実に
ジェフとG大阪のここまでのゲームを見ましたが、
かみ合わせの良い、撃ち合いのゲームになるような気がしています。
ジェフ・G大阪ともに、
パスをつなぎ、スペースをおとしいれていく攻撃サッカーを志向し、
攻撃の狙いは近いように思います。
違いがでてくるのは、
守備の方で、
ジェフは、2列目、最終ラインにコンパクトさを求めて、高い位置や2・3列で挟んでのプレスを狙います、
が、ややプレスが機能しておらず、間延びした守備に。
G大阪は、ゾーンでしっかり守備陣形を組み、寄せは弱いながらプレッシャーをかけ、
縦パスが入ったところを追い込んで囲い、ボールを奪う守備かなと思います。
ともに、ややラインとラインの間が間延びした状況になっており、
このスペースを使ってしっかりボールをつなぐことが両軍の狙いとなるわけです。
ジェフ側からすれば、G大阪の攻撃陣は強力ですから、
ちばぎんの柏戦で見せたように、しっかりと守備陣形を戻って作り、
守備を第一に意識し、コンパクトにしたところから、
攻撃に転じた方がいいように思います。
ガンバ側は、もともとやや守備間隔が広く、
ジェフとすればカウンターで一気にボールをつなぐのが、有効だと思いますし、
ガンバは、ボールホルダーへの寄せがそれほど強くなく、
ジェフがボールをポゼッションして、パスで崩していく狙いも考えていいと思います。
どちらにしても、付け焼刃は通用せず、
やろうとしている自分たちのサッカーをやり遂げることだと思います。
やるべきサッカーを、
やり遂げるジェフの戦いに注目です。
②連動した動きで揺さぶり、崩せ。
ジェフの攻撃についてです。
G大阪の守備について、
前述しましたが、
ボールホルダーへの寄せはそれほどでもなく、
高い位置でなんとなく寄せておいて、
相手の縦パスが入ったところを、
守備陣の素早い動きと、高い察知力で囲み、
ボールを奪っているように思います。
相手の動きを読んでパスカットしていますので、
奪った時点で他の選手も動きだしており、すぐカウンターへつなげるような鋭い攻撃転換を見せています。
一方で、ボールホルダーへがっちり寄せるわけではないので、
わりとボールホルダーは自由があり、
決定的なパスも許してしまっている印象です。
特に、相手の動きを読んで囲む守備なので、
読みが外れた時には、崩れています。
おとりの動きで、サイドにつりだされ、逆に振られたり、
連動しての動きに対応が遅れるなど、
弱点も見えます。
そのため、ジェフとして狙いたいのは単発な動きでなく、
連動した崩しが注目点です。
前線の選手は、多く動いておとりにならなければいけないですし、
後ろの選手は、ボールを追い越す動きで、複数選手が動く連動性を高める工夫が必要でしょう。
この連動性を使っていくには、
バランス感覚とスタミナが必要ですが、
守備をコンパクトにしていくことで、選手の距離を近くし、
カバーやポジションチェンジをしやすくし、負担を減らすことができるのではないでしょうか。
連動し揺さぶることで崩していく、
ジェフの攻撃に注目です。
③ミスを減らし、付け込まれず、しっかりコンパクトに守る守備。
ジェフの守備についてです。
G大阪の攻撃は、
とにかく正確性が高く、
ゴール前でも縦パスを正確にスペースに入れ、
つないできます。
これには、しっかりプレスをかけ、
ペースを握らせず、
ゴール前でもしっかりブロックし、
シュートを打たせない必要がありますが、
コンパクトさを守ることで、
相手にバイタルの嫌な位置で、起点を作られないで済むと思います。
また、ジェフのパスミスなどで、
高い位置でボールを奪われた場合に、
ジェフの守備の体制が整わず、
ガンバに付け込まれるケースが予想されます。
こういった場面がピンチを増やしますので、
やはりミスを減らしていけるよう、注意が必要でしょう。
なんといっても最後の部分は、絶対ゴールを割らせないという気迫ですが、
それは、われらが守護神、岡本選手に期待しています。
しっかりコンパクトに守り、
ミスに付け込まれないジェフの守備に注目です。
さて、ここ数年のガンバを見てきて、
まさかこのJ2の舞台であたることになるとはだれも思わなかっただろう。
昨年はACLにも出場していたチームであり、
まさかの降格劇に、誰もが驚いた昨年末であったに違いない。
そんなガンバ大阪も、やはりJ2での戦いには、
苦しんでいるように見える。
このガンバ戦、自分たちの力をはかるという考え方もできるが、
そうではない。
ジェフは開幕から数試合、
なかなか流れをつかめていないが、
このゲームでは、J2での戦いにおいては一日の長があるわれわれが、
J2の激しさを体現しなければならないだろう。
また、ジェフに新天地を求めてきた智、大塚、良太らは、
自らの選択が正しかったことを証明しなければならないだろう。
ここまでで一番の激しさを見せ、
われわれがシーズンのペースをつかもう。
さあ、戦いの時間だ。
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