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無策-鳥取戦即レポ [即レポ(2013)]

ジェフ1-1鳥取



どうも、わたしです。



ホーム戦初勝利を目指し、

多くのサポーターがつめかけてくれたと思いますし、



奥山の恩返しゴール、武田と二人でのジェフサポーターへの挨拶など、

ドラマもあったんですが、



ちょっと、呆然と見てしまうゲームになってしまったと、

思っています。



わたくし、いつもながらの、

録画観戦です、あしからず。




あんまり書く順番を整理できていませんが、

書いていきます。




まず、守備についてですが、レポ記事でも振れたいと思いますが、

課題はありつつも、仕方ない失点かなと思っています。



1ゲームに1失点、4試合で2失点。

御の字です。



むしろ、クリアボールに喰らい突いた、

鳥取の奥山を褒めたいゴールであったと思います。



悔しいけどね。



で、表題の”無策”についてですが、

守備面が合格点だったのに対し、攻撃面で狙いがわからなかったと思います。



ゲームを通して、鳥取が持ち味のプレスよりも、

ブロックをしっかり作ってジェフのよさを消す守備を優先したことで、



ジェフは、前線でも中盤でも、

どこでも起点を作ることができなかったと思います。




交代選手を見ると、

62分ナム、82分大塚、86分大介で、



すべてボールを収めることができ、

起点になれる選手で、



監督としても、

起点をつくろうというメッセージをこめた3枚の交代だったといえるでしょう。



しかし、結局、前線中盤に起点はできず、

勝ち越す展開は作れませんでした。



パスをつないで、中盤や前線で起点を作って、

崩していきたいのはわかるけれど、



相手が、対ジェフ対策としてどのチームもがとってくるブロックでの包囲網に対して、

起点を作るための、”過程作り”がなかったように思うのです。



パスをつないで、起点となる選手に渡す、というのでは、

相手がもっとも警戒し、相手が対策をしているやり方なのです。



ジェフが起点を作れた場面で、いい例は、

やはり得点の23分、



中盤では、勇人が下がって中央でフリーで受け、

すぐに右の峻希へ、



峻希は前のジャイールへ縦に入れ、

ジャイールは、ドリブルで仕掛けクロスを入れます、


クロスにケンペスがあわせるが、相手DFに跳ね返され、

跳ね返りに前を向いたヤザが、シュートを流し込んだシーンでした。



ここで起点となっているのは、

勇人とケンペス(というより跳ね返したDF)で、



勇人は、ここまでやや全体的に動きがなかった全体の動きに対し、

カンフル剤的にボールを受けに動き回るようにしはじめたところで、やはりそんな動きにボールがフリーで入ってきて、

サイドへいいつなぎをする起点になっていました。



さらにゴール前では、クロスがはいったところで、ケンペスのシュートがDFに跳ね返って、

フリーでつめてきていたヤザの前にはいり、ケンペスがポストプレーしたような形になっており、



いわば、ケンペスのところに収まって、

起点になった形だと思っています。



このように、前線や中盤で起点ができれば、

ゴールにつながるわけですが、



勇人のように、

カンフル剤的に動き回って相手のマークを外すことでも起点はできますし、


ケンペスの例のように、

ガムシャラにシュートして、セカンドボールが出ることで、そこが起点になることもあるのです。



つまりパスをつないで、そこに起点を作るだけじゃなくて、

やり方はいっぱいあったはずなのに、


狙いがそれだけになってしまえば、

相手にとってはやりやすい、”無策”といえるのではないでしょうか。



パスがつながらなければ、

佑昌のようにガムシャラに奪って自分で起点になっちゃう選手を入れるのも面白かったし、

ベンチにいなかったですが、深井のような全速力で走ってカウンターのロングボールを間に合わせ、相手の想定しないエリアで起点になっちゃう選手を入れることもあるし、

ジャイールのようなドリブラーを後半に持ってきて、一人抜いて起点になる方法を考えるなど、



起点の作り方は、

いろいろあったはずです。



それが、ケンペスへのポストと、

起点になれる選手を入れて何とかしろというのでは、”無策”なかったかなと思います。



起点を作るために、パスを回すのであれば、

やはり選手に求められるのは、前線での運動量。



今期のジェフの持ち味は、

前線の選手が、流動的に動き回り、


どの選手も、どこにでも、

起点が作れることであったと思うので、


やはり、その流動的な動きに回帰して、

前線が自信をもって、動き回れるように意識をもっていって欲しいなあと思います。



さらにその流動的な前線が、

”策”をもって、狙いをもった動きができれば、



相手の守備陣を崩していけるような、

崩せるサッカーにつながるはずです。



もう一度攻撃をしっかり見直し、

次節へつなげて欲しいと思います。



さて、ジェフはホームで引き分け、

今期のホーム初勝利はお預けとなった。



次節は、優勝候補といわれる、

G大阪との対戦が控えている。



ジェフの守備であれば、

ガンバの攻撃を抑え切れるであろう。



3連戦の最終戦を勝利で締めくくるためにも、

激しく強い気持ちで戦おう。



がんばれジェフユナイテッド


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生涯ジェフファン

毎日ブログを楽しませて頂いております。
先制点に繋がった動きはなかなかでしたね。
その後もジェフの時間帯はありましたが、追加点が取れずにいると、ある意味不運な失点で追い付かれてしまいました。
今日のキムは成長が見られただけに、智のキムに出した判断誤りは痛かったです。
次こそちばぎんで見た「流動的な動き」が見たいです。
by 生涯ジェフファン (2013-03-21 00:40) 

nuruinu

>生涯ジェフファン さん
こんにちは!!
同感でキムくん毎試合成長していると思うので、ミスのところなどは期待値に変えていきたいと思います。大きな先行投資になっている選手だと思います。

ちばぎんの時の前を向いての流動的な動きが、やはりイメージとしては一番いいものじゃないかと思います。あのイメージを自身をもってできるようにチームを作っていきたいですね。G大阪はボールホルダーへのプレッシャーはやや少ないので、いいチャンスかもしれないと思っています。

ここで課題を見直すことで、強いチームへ一皮むけていきたいですね。

ではでは。
by nuruinu (2013-03-21 12:37) 

WAON_WAON

こんにちは♪
昨日の試合、なんども失点シーンを見直してますが、
ほんとにどうしてそこで金くんに!?
って思います。
智さんが大きくクリアするものだと思ってましたから。
金くんもプレスが来て慌ててパス。
あれは相手の体に当ててゴールキックも出来たのかな~と思ったり。
でもキムくん、1対1での守備は強いと思います。
前向きにこれからも頑張れーと応援したいですね。

by WAON_WAON (2013-03-21 15:45) 

はっすぃ~

nuruinuさん、こんばんは。

前線の流動性ですが、ちばぎんにしろ、勝った熊本戦にしろ、谷澤がかなり深い位置まで降りてきて守備をしボールに絡むことで、前線への配球と谷澤が空けたスペースを上手く使うことが出来たかなという印象があります。
ちばぎんにいなかったケンペスが1トップにいる現状だと、ある意味ケンペスが蓋をするような形でゼロトップのようなスペースはなくなりますが、その分前でのボールの収まりどころにはなりますから、ケンペスの下のスペースをどう使えるかということになるのかなと思います。
次のガンバ戦ではその片鱗でも見れればいいかなと思います。

私が気になるのは、攻撃よりも守備です。
4試合で2失点は充分合格点だと思いますが、どうもラインが深すぎる印象があります。
サイドバックが上がった裏をカバーする意図なのかもしれませんが、CB2人がかなり深めにポジションを取ることで、全体が間延びして中盤で相手を自由にさせているように見受けられます。
全体をコンパクトに押し上げて、相手の中盤を自由にさせないようにしないと、MFの強いガンバはちょっと怖いなと思います。

なにかと恩返し弾をくらうことの多いジェフですが、次節は智か大塚の恩返し弾に期待したいですね。
by はっすぃ~ (2013-03-21 19:10) 

nuruinu

>WAON_WAON さん
こんばんは!!

失点シーンはなかなか苦しいところですね。ボールをつながないとという意識もあってかなかなかクリアできないのかもしれないですね。キムくんには糧にしてどんどん前向きにがんばって欲しいと思います。

そんな場面以外では失点していないGK岡本というのもあらためてすごい存在だなと思います。

北九州戦は、できれば参戦したいと思ってますので、気合でホーム初勝利上げて行きましょう!!

ではでは。
by nuruinu (2013-03-21 22:11) 

nuruinu

>はっすぃ~さん
こんばんは!!

相変わらずよく観ていますねえ。攻撃・守備それぞれ同感です。

攻撃に関してはヤザがタテヨコかなり広い範囲でサポートして絡んでいたように思います。さらにヨネやジャイールも同様に逆サイドまで顔を出して絡んでいたんですね。それがいまはケンペス一人の運動量に頼っているところがあるので、蓋をした状況といえる様に思います。昨年の藤田と同じ運動量を求めるとすればちょっと求めすぎだと思うので、他の選手が動くように意識しないといけないと思います。

守備に関しては、ちょうどそんな引いた守備について記事を準備したのでそちらも見ていただければと思いますが、ボランチより後ろは引いて、自分の前でボールホルダーに対応したい感じが見えるかなと思っています。そのためおっしゃるとおり自由にさせてしまっていて、まずいと思います。コンパクトな守備、実現したいですよね。

大塚くんの恩返し弾に期待して、わたしもyahoo!のファンサカで大塚くんをFW配置しました。ガンバの守備陣もジェフ以上に間延びしていて、大塚くんのように収まって仕掛けてもいける選手のゴールは、かなりアリだと思います。ナムと同時投入くらいでゼロトップ体制の、大塚・ナム・ヨネ・ヤザ4枚の攻撃陣とかいいなと思っています。

ではでは。


by nuruinu (2013-03-21 22:29) 

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