休みから学ぶものは無いが、考えて”休む”ことも重要だね [サッカー]
どうも、わたしです。
甲府のコンディショニングが生んだ脅威の“3パーセント”J1昇格を支えた黒子の力(スポーツナビ)
yahoo!ニュースにもなっていたので、
読まれた方も多いと思いますが、
ヴァンフォーレ甲府の行っていたコンディショニング調整について、
書かれたコラムです。
要旨をかいつまんで紹介すると、
ヴァンフォーレの谷フィジカル・コンディショニングコーチは、いわゆる、『過負荷―超回復の原則』を選手に説明し、選手とスタッフが考え方を共有することにしたのだとか。
筋肉に例えれば、急に筋トレをすると、筋肉痛になる。その後、しっかり休養と栄養をとることで、筋繊維が修復し、以前より強い状態になる。これが『過負荷―超回復の原則』である。トレーニングで身体に負荷をかけるのはいいが、しっかりとした栄養、睡眠をとらないと、『超回復』しない。超回復を待たずにトレーニングを重ねていくと、負荷ばかりかかってしまい、疲労が蓄積しケガをする……というネガティブなサイクルにはまっていくという。
そこで谷は選手に、トレーニングの質と量をコントロールすることだけでなく、『超回復』するための食事、休養、身体のケアの仕方、さらには選手自身にベスト体重を探らせ、その数字をできるだけキープするよう、意識の変化をうながしたのだとか。ダヴィも体脂肪を増やすことなくシーズンインし、トップ選手は2kg体重が変わればプレーの感覚を失ってしまうといわれるところ、シーズン中も増減幅1kg以内を維持し続けたのだとか。
そのように休息と回復を理解させることで、ケガによる中長期の離脱を減らし、選手の成長とレベルアップにつなげたのだという。ヴァンフォーレの今季のケガ人は、チーム全体の3パーセント以下に抑えられていた。これは驚くべき数字だ。
なるほどと思いました。
言われてみると、今期の甲府は、
主力の怪我での離脱というのを聞かないような気がします。
それは、運が良かったというところではなく、
筋肉や体に、負荷をかけすぎず、疲労を残さないというところからきているのですね。
『過負荷―超回復の原則』自体は、みんな漠然と知っていて、
筋肉を一度壊して、回復させる時に成長するという話は知っていますが、
負荷をかければかけるほど、
筋肉が成長するという印象で、
負荷をかけすぎれば、疲労が蓄積してケガをしやすくなるし、
栄養や休息が無くても、回復しないので、負荷がたまった状態になり、ケガにつながってしまうということで、
栄養、休息の大事さというのは、あまり考えてこなかったように思います。
適度でコントロールした休息や体重管理が、
体や筋肉の成長を促し、ケガを防止するのだということは、勉強になりますね。
なんとなく、オシムさんの名言、
”休みから学ぶものはない”という考え方がこびりついてしまっていて、
(注:オシム監督も適切な選手の体調管理は行っていました。)
休みなく練習した方が、
選手は伸びると考えてしまいますが、
体や筋肉の成長にとっては、
休息が必要で、
適切な栄養と、回復させる時間が必要だと、
科学的にいえるということなのでしょう。
しかし、やはり昇格がかかっている時や、レギュラー争いをしているときに、
休むことというのは、勇気がいるような気もします。
練習し、自分たちを追い込むことで、
自信を保っていくということもあると思いますが、
それでも、自信をもって、
休むことができるかどうかが大事なのかもしれません。
大事なことは、
体の仕組みや回復の原理をよく理解することと、
時間を計画的にプランを立てて使うことかもしれませんね。
『過負荷―超回復の原則』をよく理解していれば、
大事な時期に休むことに、罪悪感も焦りも沸かないでしょうし、
計画的に成長のプランがわかっていれば、
体を休めている時間も計画されていて、その時間にも戦術やトレーニング理論などの勉強に当てることもできるはずです。
”24時間、サッカーのことを考えろ”
”肉離れ?ライオンに襲われた野うさぎが逃げ出すときに肉離れしますか?準備が足りないのです。”
選手として、プロとして、
体の成長と回復の原理を理解し、練習する時間、回復する時間を計画的に運用し、
体の準備をするとともに、
回復の時間も、サッカーのことを考えて、
戦術や、トレーニング理論などの勉強に当てる。
ケガが少なくなれば、中長期の離脱をしないことで練習に当てる時間も長くなり、
より高い成長をすることもできるでしょう。
毎年、ジェフも主力の離脱者を出していますが、
オシムさんの言ってきた”練習”を大事にしつつも、”考えて”休み、”準備をする”大事さも必要になっているということでしょう。
ジェフの成功事例は活かし、他チームの成功事例からも学び、
いろいろな知識、考え方を深めていき、
チームが成長していければいいなと、思います。
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甲府のコンディショニングが生んだ脅威の“3パーセント”J1昇格を支えた黒子の力(スポーツナビ)
yahoo!ニュースにもなっていたので、
読まれた方も多いと思いますが、
ヴァンフォーレ甲府の行っていたコンディショニング調整について、
書かれたコラムです。
要旨をかいつまんで紹介すると、
ヴァンフォーレの谷フィジカル・コンディショニングコーチは、いわゆる、『過負荷―超回復の原則』を選手に説明し、選手とスタッフが考え方を共有することにしたのだとか。
筋肉に例えれば、急に筋トレをすると、筋肉痛になる。その後、しっかり休養と栄養をとることで、筋繊維が修復し、以前より強い状態になる。これが『過負荷―超回復の原則』である。トレーニングで身体に負荷をかけるのはいいが、しっかりとした栄養、睡眠をとらないと、『超回復』しない。超回復を待たずにトレーニングを重ねていくと、負荷ばかりかかってしまい、疲労が蓄積しケガをする……というネガティブなサイクルにはまっていくという。
そこで谷は選手に、トレーニングの質と量をコントロールすることだけでなく、『超回復』するための食事、休養、身体のケアの仕方、さらには選手自身にベスト体重を探らせ、その数字をできるだけキープするよう、意識の変化をうながしたのだとか。ダヴィも体脂肪を増やすことなくシーズンインし、トップ選手は2kg体重が変わればプレーの感覚を失ってしまうといわれるところ、シーズン中も増減幅1kg以内を維持し続けたのだとか。
そのように休息と回復を理解させることで、ケガによる中長期の離脱を減らし、選手の成長とレベルアップにつなげたのだという。ヴァンフォーレの今季のケガ人は、チーム全体の3パーセント以下に抑えられていた。これは驚くべき数字だ。
なるほどと思いました。
言われてみると、今期の甲府は、
主力の怪我での離脱というのを聞かないような気がします。
それは、運が良かったというところではなく、
筋肉や体に、負荷をかけすぎず、疲労を残さないというところからきているのですね。
『過負荷―超回復の原則』自体は、みんな漠然と知っていて、
筋肉を一度壊して、回復させる時に成長するという話は知っていますが、
負荷をかければかけるほど、
筋肉が成長するという印象で、
負荷をかけすぎれば、疲労が蓄積してケガをしやすくなるし、
栄養や休息が無くても、回復しないので、負荷がたまった状態になり、ケガにつながってしまうということで、
栄養、休息の大事さというのは、あまり考えてこなかったように思います。
適度でコントロールした休息や体重管理が、
体や筋肉の成長を促し、ケガを防止するのだということは、勉強になりますね。
なんとなく、オシムさんの名言、
”休みから学ぶものはない”という考え方がこびりついてしまっていて、
(注:オシム監督も適切な選手の体調管理は行っていました。)
休みなく練習した方が、
選手は伸びると考えてしまいますが、
体や筋肉の成長にとっては、
休息が必要で、
適切な栄養と、回復させる時間が必要だと、
科学的にいえるということなのでしょう。
しかし、やはり昇格がかかっている時や、レギュラー争いをしているときに、
休むことというのは、勇気がいるような気もします。
練習し、自分たちを追い込むことで、
自信を保っていくということもあると思いますが、
それでも、自信をもって、
休むことができるかどうかが大事なのかもしれません。
大事なことは、
体の仕組みや回復の原理をよく理解することと、
時間を計画的にプランを立てて使うことかもしれませんね。
『過負荷―超回復の原則』をよく理解していれば、
大事な時期に休むことに、罪悪感も焦りも沸かないでしょうし、
計画的に成長のプランがわかっていれば、
体を休めている時間も計画されていて、その時間にも戦術やトレーニング理論などの勉強に当てることもできるはずです。
”24時間、サッカーのことを考えろ”
”肉離れ?ライオンに襲われた野うさぎが逃げ出すときに肉離れしますか?準備が足りないのです。”
選手として、プロとして、
体の成長と回復の原理を理解し、練習する時間、回復する時間を計画的に運用し、
体の準備をするとともに、
回復の時間も、サッカーのことを考えて、
戦術や、トレーニング理論などの勉強に当てる。
ケガが少なくなれば、中長期の離脱をしないことで練習に当てる時間も長くなり、
より高い成長をすることもできるでしょう。
毎年、ジェフも主力の離脱者を出していますが、
オシムさんの言ってきた”練習”を大事にしつつも、”考えて”休み、”準備をする”大事さも必要になっているということでしょう。
ジェフの成功事例は活かし、他チームの成功事例からも学び、
いろいろな知識、考え方を深めていき、
チームが成長していければいいなと、思います。
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