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明日はJ2徳島戦@鳴門大塚 [プレビュー(2012)]

どうも、わたしです。



前節、フクアリ最終戦を勝利で飾り、プレーオフ進出を決めたジェフは、

敵地徳島に乗り込みます。



プレーオフでの順位をあげ、最後まで戦っていくため、

鬼門鳴門で、強敵徳島から勝利を奪いたい一戦です。




ジェフと徳島の対戦成績は、リーグ戦で、
ジェフの1勝3敗1分け(5得点6失点)です。



ジェフと徳島の最終対戦は、今年3月にJ2第5節をフクアリで戦い、
3-0で勝利しています。
序盤からジェフがポゼッションし、徳島は後方でブロック守備に回る時間が多い。ジェフはショートパスでつなぎを作りペースを握ると、前半前半16分中盤で奪ったクリアボールを藤田、兵働、深井とつなぎ深井がゴール。31分にはCKから大岩がヘッドで決め2-0とした。後半の85分には大岩がミドルシュートを突き刺し3-0とした試合であった。ジェフが完勝した一方、徳島は前年から選手・戦術ともに大きく変わっていて、チームが出来上がっておらず、特徴である激しい守備もまだ発展途上であった印象のゲームだった。




ここ5試合の徳島は、2勝1敗2分け(8得点6失点)です。
(ジェフは、3勝1敗1分け(8得点3失点))
前半戦こそやや停滞していたものの、後半戦は戦術が浸透し、もともと高い戦力とともにJ2上位レベルの実力を発揮。激しく寄せる守備が定着すると、終盤戦では3トップ3バックの攻撃的な布陣に変更。激しい守備でボールを奪うと、サイドを起点にどんどん前へ出てくる。太田・鈴木達というスタミナのある選手をWBに配置し、那須川・花井らを絡めるサイド攻撃から津田を飛び込ませる形に勢いがある。FWドゥグラス、アレックスをゴール前で起点にし、特にアレックスを司令塔にサイドやライン裏にボールを供給する形が得点源の一つである。




ここまでの徳島は、13勝16敗12分け(45得点46失点)で、勝ち点51の15位。
ジェフは、20勝12敗9分け(58得点33失点)で、勝ち点69の6位。




個人的注目点を書いていきます。





①サイドの攻防がカギ


ジェフは、ここ数戦、

中央で粘って、サイドから攻め込む形に、非常に勢いを感じます。



数的優位を作りパスをつないでの崩しだけでなく、ドリブル突破やサイドチェンジなどを駆使したサイド攻撃が、

相手のラインを押し下げ、スペースを作りだし、

圧倒的優位の状況を作り上げていました。



一方で、今節対戦の徳島も、

サイド攻撃に主軸を置いているチームと見ています。



ここ数戦3バックのシステムをとり、

サイドは人数が少ない布陣ですが、




WBとしてサイドに入るメンバーは、MF太田、鈴木達ら、スタミナ・スピード・テクニックを兼ね備えており、

攻撃から守備まで激しく上下動すると、

ボールをしっかり収め、攻撃の起点になっています。



さらに、DF那須川、花井ら、精度高いクロスをあげてくる選手がサポートに入り、

非常に怖いサイド攻撃を行ってきます。




今節、このサイドの攻防をどう有利に進めるかが、

注目点です。



徳島のサイドは能力が高いとはいえ、

基本的にはWBのみで守っていると言えます。



相手WBが守備で寄せてきたところに、

ジェフはSH、SB、ボランチを含めて数的優位を作り、ショートパスでかわして、

徳島の弱点でもある相手WBの裏のスペース(3バックの両脇)にボールを入れていく攻撃が望まれます。



押し込む時間を作り、徳島のサイドが下がってくれれば、

徳島の攻撃の良さを消すことにもつながります。




共にサイド攻撃を主軸にするチーム同士の、

サイドの攻防に注目です。




②高い位置から寄せてくる相手に、粘ってサイドへ展開を



ジェフの攻撃についてです。



徳島の守備の特徴は、ややライン間の幅が広く構え、スペースを埋め、

ボールに近い選手がしっかり寄せて、奪うと素早く前へ攻撃にうつるような感じだと思います。



コンパクトさは感じませんが、ボールホルダーへの寄せは非常に厳しく、

自由を作らせてはくれません。



そこで、ジェフは、その激しい寄せに対し、粘って、

サイドに展開できるかが注目点です。



ジェフは前節同様、サトケン、勇人のダブルボランチが高い位置取りをとって、

相手の守備の間でボールを展開するような試合展開が望まれます。



そのためには、相手の最終ラインとボランチの間をあけさせ、スペースを作ることと、

相手の寄せに対して、ボールを奪われず、粘ることが必要です。



徳島の守備は、最終ラインはかなり高い位置取りをしますが、

コンパクトにプレスをかける形ではないので、

ロングボールやドリブル突破などで最終ラインを押し下げると、ボランチラインとのスペースは空きます。



そのため、ジェフは前節同様、

SHの3バックの両脇のスペースからのドリブル突破や、

後方からのロングボールを使い、どんどん最終ラインを押し下げ、中盤のスペースを作るのがよいでしょう。



それでも、徳島の選手は競り合いに強く、1対1でしっかり守ってきます。



それを中盤でしっかり粘って、引きつけたうえで、

サイドに展開できれば、鋭い攻撃につながると思います。



今節も、サトケン、勇人の、”ジェフの心臓”が、

しっかり仕事をしてくれるでしょう。



相手の寄せににも、中盤からサイドに展開する、

ジェフの攻撃に注目です。




③徳島の中央の起点をしっかり止めよう


ジェフの守備についてです。




徳島の攻撃の起点として、

前述のとおりサイドをあげましたが、



一方で、徳島の得点源となっているのは、

中央の最終ライン前のところでボールをポストする、FWドゥグラス、アレックスのところからの、

展開がカギとなっているとみています。



縦パスをFWドゥグラスに入れ収め、

つないだアレックスを司令塔にし、




サイド太田に振っていき、

太田からのクロスにFW津田を飛び込ませる形や、



アレックスに収まったところから、

そのままスルーパスを通し、太田、津田、鈴木達などが裏に抜け出る形など、



FWドゥグラス、アレックスのコンビに絡んで、

多くの得点機を演出してきています。



この自陣ゴール前中央での起点を止める守備が、

注目点です。



徳島でワントップで出場が予想されるのは、

FWドゥグラスのほか、

FWキムジョンミン、ジオゴなど、いずれもあたりに強く、テクニックのある選手です。



2シャドーの一角にアレックスのほか、花井、徳重などテクニックのある選手、

そして、言わずと知れたFW津田の3トップは強力です。



得意のサイド攻撃に持ち込まれる前に、

この中央の起点を絶対につぶさなくてはいけません。



相手FWに対し、

ジェフの誇るCB智、竹内が、体を張って守るとともに、

アレックスからのスルーパスに、GK岡本が鋭く反応して寄せてくれるでしょう。



徳島の中央での起点に対し、

ジェフの体を張った激しい守備に注目です。





さて、ジェフは今期最終節を、

鬼門、鳴門で迎えることとなった。




強風の吹きすさぶ鳴門は、

ジェフにとって厳しい環境である、まさに鬼門。



また、太田、福元、アレックスら、元ジェフの選手たちも、

徳島の主力として、古巣戦に闘志を燃やしてきて、

ジェフにとっても激しい向かい風になるだろう。



しかし、われわれは、

昇格へ向け、どんな困難にも、

前に進む。



サポーターの応援、そして、昇格への願いが、

向かい風の中でも、選手たちの背を押す、追い風となるだろう。




敵地での最終節、強敵から勝利を奪い、

ふたたびフクアリへ。





さあ、戦いの時間だ。



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コメント 4

千葉県民

J2の3年目にして最終節に意味のある1戦として迎えられる事になりましたが、やはりこれからの試合はトーナメントと同じように勝たなければ負けと同じという気持ちで臨まないといけませんね。

まして、鬼門と呼ばれる地で勝利してこそより価値も高まるでしょう。
この日は仕事ですので結果を待つという形になりますが、朗報に期待したいと思います。
by 千葉県民 (2012-11-10 06:58) 

WAON_WAON

おはようございます。
羽田に向かっています。
明日は天気が悪いらしいです((((;゜Д゜)))
が、頑張って応援してきます。
生(笑)太田さんも久しぶり。元気な姿の楽しみにしてます。ま、勝つのはジェフですが。
by WAON_WAON (2012-11-10 06:59) 

nuruinu

>千葉県民さん
こんばんは!!

ここから3試合は全部勝つ気でいかないと、いけないですね。勢いに乗って勝ちきっていきたいものです。千葉居残り組みも気持ちを込めて勝利を祈りましょう。選手達はきっと勝って、プレーオフにプラスになる感覚を掴んできてくれるものと思います。

次の昇格プレーオフ準決勝は、フクアリでと、祈りつつ、勝利を願いましょう!!

ではでは
by nuruinu (2012-11-11 00:21) 

nuruinu

> WAON_WAON さん
こんばんは!!
早朝から徳島現地への旅程、お疲れ様です。鳴門は荒天というイメージなのですが、厳しい天気になりそうですね。現地組は大変ですが、最終戦、よろしくお願いします。

鳴門は観光で行ったことがありますが、確か、展望施設のエスカレーターの長さが世界一だとか。高所恐怖症のわたしにはすっげー怖いです(ブルブル)。15年前の情報なので今は違うかも。

太田、福元、アレックスと元ジェフ戦士との邂逅も楽しみですね。いい試合を期待しつつも、勝利と明日につながる気迫が見たいですね。応援は風邪など引かぬよう重装備で!!ツアーでも遭難する時代なので。

ではでは。
by nuruinu (2012-11-11 00:29) 

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