明日はJ2岐阜戦@フクアリ [プレビュー(2012)]
どうも、わたしです。
アウェイで、大分との天王山を制したジェフは、
ホームにFC岐阜を迎えます。
7連勝のかかる、首位取りに挑戦するこのゲームに、
因縁の相手を迎えたといえるだろう。
昨年同時期のフクアリでの対戦は、
ジェフの20周年のメモリアルゲームであり、
完勝した、思い出のあるゲームである。
しかし、2009年の天皇杯での初対戦で完敗し、
昨年の最終対戦では、勝利するも敗勢濃厚に追い詰められるゲーム展開であった。
今期も非常に厄介な相手を、大事な試合に向かえる、
注目の一戦です。
ジェフとFC岐阜の対戦成績は、全体で3勝2敗0分け(ホーム2勝0敗0分け)、
リーグ戦では3勝1敗0分け(ホーム2勝0敗0分け)です。
ジェフとFC岐阜の最終対戦は、昨年J2第24節をアウェイで戦い、2-0で勝利しています。
真夏の過酷な暑さの中での対戦では、前半プレスがかからずFC岐阜に圧倒されるも岡本のセーブでぎりぎりしのぐと、後半はファンゲッセルのセットプレーからの得点と、孝太がプレッシャーをかけ奪ったボールを押し込んだ得点で2点挙げ、勝利したゲームであった。得点機は岐阜のほうが多く、課題の多く残るゲームであったと記憶しています。
最近5試合のFC岐阜は、1勝4敗0分け(2得点7失点)で、
(ジェフは5勝0敗0分け(15得点1失点))
岐阜は3連敗中で最下位に甘んじています。しかし正直なところアグレッシブで勢いある若いプレーは健在で、服部、リハンジェを擁する中盤は安定している。ゴール前に迫るまでの攻撃はかなり鋭さがあるが、決定力に難があり結果が出せていない印象である。
ここまでの岐阜は、2勝11敗3分け(7得点24失点)で、勝ち点9の22位。
ジェフは10勝3敗3分け(28得点8失点)で勝ち点33の2位。
個人的注目点を書いていきます。
①攻撃に守備に走り勝て
ジェフはここ数試合、最後まで走り、
攻撃ではスペースに後ろから走りこみ、
守備ではプレッシャーにどんどん走るゲームが出来ていました。
FC岐阜もまた走る事を厭わないプレーが光っているように見え、
攻撃ではスペースにどんどん走りこんでいき、
守備では激しいプレスを見せてきます。
どちらがより一生懸命、最後まで走れるかに注目です。
岐阜はおそらく、引く時間帯はあれど、
多くの時間を真っ向勝負で来ると思います。
マークを外そうものなら、ボランチの服部とリハンジェという元代表クラスの選手は、
ジェフのラインの裏に一発でパスを通してくるでしょう。
岐阜の両翼の染谷、井上の裏へのスピードも早く、10番樋口にはボールも収まります。
攻守の切り替えの早いゲームが予想されるので、
ジェフの選手もどんどん走り、
スペースを造る動き、スペースを埋める動きをどんどん行って、
走り勝っていく必要があると思います。
ピッチを広く使って、テクニックで有利に進めていくことも大事ですが、
献身的に走ることを忘れれば、痛い目にあわせられる相手だと思います。
ジェフの選手の、走りに、
注目です。
②駆け引きで相手を崩す試合の実現へ
ジェフの攻撃についてです。
今節は、わたしは岐阜は引いてこないと思っており、
岐阜のディフェンスはしっかりプレスするため、
岐阜のラインはそこそこ高めに設定されてくると踏んでいます。
そのため、通常に考えると、
ラインの裏をいかに取るかということが大事だと思います。
藤田のポストや兵働からのスルーパスを起点に、
深井、佑昌らが裏へ抜けていくという攻撃や、
前節のようにSBミルジや、SHからの早いクロスに、
ゴール前に大介、藤田らが飛び込む形というのも得点機になるでしょう。
しかし、今節はこれだけではなく、
この裏を狙う形にもっていく駆け引きの部分にも注目したい。
優勝を目指すチームへの進化のためには、
激しく戦うだけでなく、
ゲームを有利な状況にコントロールする力が必要だと思います。
この7連勝のかかるホームゲームこそ、
その進化の時。
相手がサイドを意識すれば、逆に中央から、
中央に意識が集まれば、サイドに振りなおし、
相手が攻勢に転じれば、激しいプレスで奪いカウンターへ、など、
一辺倒に追い込んでいくというよりは、
相手の戦法に合わせてじわじわと追い込み、
スタミナと集中力を奪っていくような、
そんな攻撃が見たいと思います。
③岐阜の個の力に注意したい。
ジェフのディフェンスについてです。
ジェフの守備陣は好調で、
ラインを高くしたところからも、しっかり対応し、
ここ5試合で1失点と、
脅威的な数字となっています。
岐阜はおそらく、
ボランチや最終ラインから、
サイドの染谷、井上にロングボールを出し、走らせていく攻撃を取っていくと思います。
ここで、今節は、
岐阜の個を押さえるところに注目したい。
まず、パスの起点となる、
ボランチ服部、リハンジェは、言わずと知れた安定感があり、
守備に攻撃に、しっかりゲームコントロールしてきます。
そのボランチを起点に走らせてくる、
サイドハーフの染谷、井上は、裏へのスピードにのった突破をみせてくるでしょう。
このサイドの裏へのスピードある突破から、
本人が直接ドリブルで切り込むケースと、
長身FW佐藤洸へクロスを入れるケース、
両方注意が必要です。
万が一にもラインが下がってしまえば、
MF樋口という優秀な10番がいて、ボールも収まってきます。
また、セットプレーも注意が必要でしょう。
服部が蹴り、井上、佐藤洸に合わせてくる形は、
決定機につながっています。
岐阜は現在最下位に甘んじていますが、
一度チームがかみ合ってしまえば、
上位へ食い込んでくると思われる個の力をもっています。
ジェフのCB陣は優秀ですが、
岐阜の個の力で飛び込んでくる形に、
十分に注意して、無失点に抑えて欲しいと思います。
さて、
ジェフは、
5月を全勝で勝ち抜き、
久々に土曜のゲームをホームフクアリで開催する。
7連勝のかかるゲーム、
ホームには多くの観戦者が訪れることが期待されるだろう。
しかし、
大事なのは人数だけではない。
木山監督の前節のコメントでは、
アウェイで勝利したにもかかわらず、
さらにサッカーの”質”を求めるものであった。
サポーターにも、
優勝を目指すチームとしての応援の”質”が、
求められる時期だろう。
ホームでの前節熊本戦では、
相手監督のコメントにまで出てきた、フクアリでのジェフサポーターの応援。
ジェフの選手達を的確に盛り上げ、
相手チームのリズムを崩し、
かつ、クリーンな応援を。
選手、監督、
そしてサポーター、全員の力で、
7連勝、そしてホーム無敗の継続へ。
そして、
王者の風格漂う、
常勝の軍団へ進化せよ。
さあ戦いの時間だ
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アウェイで、大分との天王山を制したジェフは、
ホームにFC岐阜を迎えます。
7連勝のかかる、首位取りに挑戦するこのゲームに、
因縁の相手を迎えたといえるだろう。
昨年同時期のフクアリでの対戦は、
ジェフの20周年のメモリアルゲームであり、
完勝した、思い出のあるゲームである。
しかし、2009年の天皇杯での初対戦で完敗し、
昨年の最終対戦では、勝利するも敗勢濃厚に追い詰められるゲーム展開であった。
今期も非常に厄介な相手を、大事な試合に向かえる、
注目の一戦です。
ジェフとFC岐阜の対戦成績は、全体で3勝2敗0分け(ホーム2勝0敗0分け)、
リーグ戦では3勝1敗0分け(ホーム2勝0敗0分け)です。
ジェフとFC岐阜の最終対戦は、昨年J2第24節をアウェイで戦い、2-0で勝利しています。
真夏の過酷な暑さの中での対戦では、前半プレスがかからずFC岐阜に圧倒されるも岡本のセーブでぎりぎりしのぐと、後半はファンゲッセルのセットプレーからの得点と、孝太がプレッシャーをかけ奪ったボールを押し込んだ得点で2点挙げ、勝利したゲームであった。得点機は岐阜のほうが多く、課題の多く残るゲームであったと記憶しています。
最近5試合のFC岐阜は、1勝4敗0分け(2得点7失点)で、
(ジェフは5勝0敗0分け(15得点1失点))
岐阜は3連敗中で最下位に甘んじています。しかし正直なところアグレッシブで勢いある若いプレーは健在で、服部、リハンジェを擁する中盤は安定している。ゴール前に迫るまでの攻撃はかなり鋭さがあるが、決定力に難があり結果が出せていない印象である。
ここまでの岐阜は、2勝11敗3分け(7得点24失点)で、勝ち点9の22位。
ジェフは10勝3敗3分け(28得点8失点)で勝ち点33の2位。
個人的注目点を書いていきます。
①攻撃に守備に走り勝て
ジェフはここ数試合、最後まで走り、
攻撃ではスペースに後ろから走りこみ、
守備ではプレッシャーにどんどん走るゲームが出来ていました。
FC岐阜もまた走る事を厭わないプレーが光っているように見え、
攻撃ではスペースにどんどん走りこんでいき、
守備では激しいプレスを見せてきます。
どちらがより一生懸命、最後まで走れるかに注目です。
岐阜はおそらく、引く時間帯はあれど、
多くの時間を真っ向勝負で来ると思います。
マークを外そうものなら、ボランチの服部とリハンジェという元代表クラスの選手は、
ジェフのラインの裏に一発でパスを通してくるでしょう。
岐阜の両翼の染谷、井上の裏へのスピードも早く、10番樋口にはボールも収まります。
攻守の切り替えの早いゲームが予想されるので、
ジェフの選手もどんどん走り、
スペースを造る動き、スペースを埋める動きをどんどん行って、
走り勝っていく必要があると思います。
ピッチを広く使って、テクニックで有利に進めていくことも大事ですが、
献身的に走ることを忘れれば、痛い目にあわせられる相手だと思います。
ジェフの選手の、走りに、
注目です。
②駆け引きで相手を崩す試合の実現へ
ジェフの攻撃についてです。
今節は、わたしは岐阜は引いてこないと思っており、
岐阜のディフェンスはしっかりプレスするため、
岐阜のラインはそこそこ高めに設定されてくると踏んでいます。
そのため、通常に考えると、
ラインの裏をいかに取るかということが大事だと思います。
藤田のポストや兵働からのスルーパスを起点に、
深井、佑昌らが裏へ抜けていくという攻撃や、
前節のようにSBミルジや、SHからの早いクロスに、
ゴール前に大介、藤田らが飛び込む形というのも得点機になるでしょう。
しかし、今節はこれだけではなく、
この裏を狙う形にもっていく駆け引きの部分にも注目したい。
優勝を目指すチームへの進化のためには、
激しく戦うだけでなく、
ゲームを有利な状況にコントロールする力が必要だと思います。
この7連勝のかかるホームゲームこそ、
その進化の時。
相手がサイドを意識すれば、逆に中央から、
中央に意識が集まれば、サイドに振りなおし、
相手が攻勢に転じれば、激しいプレスで奪いカウンターへ、など、
一辺倒に追い込んでいくというよりは、
相手の戦法に合わせてじわじわと追い込み、
スタミナと集中力を奪っていくような、
そんな攻撃が見たいと思います。
③岐阜の個の力に注意したい。
ジェフのディフェンスについてです。
ジェフの守備陣は好調で、
ラインを高くしたところからも、しっかり対応し、
ここ5試合で1失点と、
脅威的な数字となっています。
岐阜はおそらく、
ボランチや最終ラインから、
サイドの染谷、井上にロングボールを出し、走らせていく攻撃を取っていくと思います。
ここで、今節は、
岐阜の個を押さえるところに注目したい。
まず、パスの起点となる、
ボランチ服部、リハンジェは、言わずと知れた安定感があり、
守備に攻撃に、しっかりゲームコントロールしてきます。
そのボランチを起点に走らせてくる、
サイドハーフの染谷、井上は、裏へのスピードにのった突破をみせてくるでしょう。
このサイドの裏へのスピードある突破から、
本人が直接ドリブルで切り込むケースと、
長身FW佐藤洸へクロスを入れるケース、
両方注意が必要です。
万が一にもラインが下がってしまえば、
MF樋口という優秀な10番がいて、ボールも収まってきます。
また、セットプレーも注意が必要でしょう。
服部が蹴り、井上、佐藤洸に合わせてくる形は、
決定機につながっています。
岐阜は現在最下位に甘んじていますが、
一度チームがかみ合ってしまえば、
上位へ食い込んでくると思われる個の力をもっています。
ジェフのCB陣は優秀ですが、
岐阜の個の力で飛び込んでくる形に、
十分に注意して、無失点に抑えて欲しいと思います。
さて、
ジェフは、
5月を全勝で勝ち抜き、
久々に土曜のゲームをホームフクアリで開催する。
7連勝のかかるゲーム、
ホームには多くの観戦者が訪れることが期待されるだろう。
しかし、
大事なのは人数だけではない。
木山監督の前節のコメントでは、
アウェイで勝利したにもかかわらず、
さらにサッカーの”質”を求めるものであった。
サポーターにも、
優勝を目指すチームとしての応援の”質”が、
求められる時期だろう。
ホームでの前節熊本戦では、
相手監督のコメントにまで出てきた、フクアリでのジェフサポーターの応援。
ジェフの選手達を的確に盛り上げ、
相手チームのリズムを崩し、
かつ、クリーンな応援を。
選手、監督、
そしてサポーター、全員の力で、
7連勝、そしてホーム無敗の継続へ。
そして、
王者の風格漂う、
常勝の軍団へ進化せよ。
さあ戦いの時間だ
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おはようございます。
連勝中のジェフ、今日も勝利を期待したいですが
選手たちも楽な試合は1試合もない、など
気持を引き締めて頑張っていますね。
今日はにわか雨の心配はあるけど、観戦日和!
またまた家族動員します。
娘はローソンのロールケーキで釣りました(笑)
勝利試合未観戦の娘のためにも頑張ってほしいです。
by WAON_WAON (2012-06-02 08:29)
>WAONWAONさん
おはようございます!
雨の心配ありましたけどなんとかいけそうですね。
またご家族もご一緒してもらえるので、盛り上がりそうですね。娘さんの初勝利が7連勝の記録になると、忘れられない観戦になるとおもいます。
楽な試合にはならないですが、みんなで頑張っていきましょう!
ではでは
by nuruinu (2012-06-02 08:49)