ジェフにとってのゴールはJ1でなく、もっと大事なものだ [ジェフトップチーム]
どうも、わたしです。
日経新聞のコラム「クールダウン」の1月10日分が面白かったので、
紹介するとともに、思うところを書きたいと思います。
コラムは、箱根駅伝に関するもので「箱根がゴールじゃない」と題されたもの。
箱根駅伝は今年は史上4位平均28.2%の視聴率となるなど、沸いた。
日本中の俊秀が集中しているとはいえ、関東の地域大会。それが11月の全日本大学駅伝を”前座”に従える国民的イベントになっている、と始まる。
92年前に箱根駅伝を発案した金栗四三氏は「日本が五輪で強くなるにはマラソン選手の育成が必要」と考え、箱根は国際舞台へのステップとした。しかし、柏原は4年間山を登り続けたが、標高800メートルを上り下りする大会は、世界のどこにもない。
熱狂の中にあって、五輪に2度でた上武大花田監督は「箱根をそれほど大事に考えていなかった」「甘かった」と16位に敗れたことを反省したという。同監督は世界を見据えた選手育成を目指しており、コラムは、箱根がゴールじゃないという考え方はあっていいと思う、と締められました。
これは、賛否両論があるのかなあと思います。
ゴールは間違いなく、
箱根ではない。
コラムで言うとおり、
箱根は、
関東地区の地方大会であろう。
一流選手たちが目指す最終目標としては、
小さいように思います。
ただし、
華があり、
注目を浴びる舞台であるというのも間違いのないこと。
そこで活躍できるかどうかということは、
選手達の、そして大学のその後を大きく左右するでしょう。
名前が売れた選手は、
実業団からも引っ張りだこになるでしょうし、
ランナー人生を箱根で終える選手にとっては、就職へも大きな影響が出るでしょう。
実業団に行った”箱根で名前の売れた選手”は、
いい環境の実業団でしっかり実力をつけていけるわけで、
そういう意味では箱根で活躍することを、
重要な通過点としてとらえることも出来るはずです。
打算的ではありますが、
華のある舞台で、
名前を売り、
もっと大きな舞台へ羽ばたけばいいわけです。
そのため、
箱根を目標とせず、しっかり実力をつけるやり方と、
箱根を重要な通過点として、名前を売って行くやり方、
どちらも間違いではないのかなと思います。
サッカー、
とりわけ、
われらジェフユナイテッドにおいて、
名前を売る場所と考えられるのが、
J1の舞台であろう。
J1で目立てば、
広告収入や観客動員が転がり込んできて、
いい選手やいい設備環境を整えることが出来る。
打算的に考えて、J1に上がることは、
大事なことであるのは、間違いではないと思います。
そして、J1にあがり、
J1で旋風を起こすことをひとつの目標とすることも、
間違いではないと思います。
しかし、J1の舞台は、
陸上選手で言う、”箱根”と同じだ。
ゴールではない。
では、何がゴールなのか。
ACLで活躍したり、クラブW杯で活躍したりということも考えられるが、
そうではない。
昨年、ジェフというクラブは、
「魅力あるクラブ」「ホームタウンとともに歩むクラブ」「自主自立経営のクラブ」
をクラブビジョンとすることを確認した。
地域に根ざした、魅力あるクラブ作り。
ジェフユナイテッドというクラブが、
自らに課した大きな目標とは、
ここだろう。
具体的にどのようなクラブになることがゴールであるのか。
いや、
そもそもゴールなどないのだ。
よいクラブ、よいホームタウンになっていけば、
よりもっとよいクラブ、そしてホームタウンを目指す、
自分達の子供や孫の代へその理想は引き継がれていき、
その理念はずっとずっと続いていく。
ゴールなどない。
われわれは今期、
”通過点”としてJ1復帰そして、J2優勝へ挑む。
しかし、
それはゴールではないということは、
忘れてはいけないだろう。
あくまで通過点として、
われわれサポーターも、
次世代に恥ずかしいものを伝えないよう、
すばらしいクラブを作っていくことに、
立ち会わなくてはいけないだろう。
地域に根ざした、魅力あるジェフユナイテッド、
みんなで作って、
次世代に残していきましょう。
にほんブログ村
日経新聞のコラム「クールダウン」の1月10日分が面白かったので、
紹介するとともに、思うところを書きたいと思います。
コラムは、箱根駅伝に関するもので「箱根がゴールじゃない」と題されたもの。
箱根駅伝は今年は史上4位平均28.2%の視聴率となるなど、沸いた。
日本中の俊秀が集中しているとはいえ、関東の地域大会。それが11月の全日本大学駅伝を”前座”に従える国民的イベントになっている、と始まる。
92年前に箱根駅伝を発案した金栗四三氏は「日本が五輪で強くなるにはマラソン選手の育成が必要」と考え、箱根は国際舞台へのステップとした。しかし、柏原は4年間山を登り続けたが、標高800メートルを上り下りする大会は、世界のどこにもない。
熱狂の中にあって、五輪に2度でた上武大花田監督は「箱根をそれほど大事に考えていなかった」「甘かった」と16位に敗れたことを反省したという。同監督は世界を見据えた選手育成を目指しており、コラムは、箱根がゴールじゃないという考え方はあっていいと思う、と締められました。
これは、賛否両論があるのかなあと思います。
ゴールは間違いなく、
箱根ではない。
コラムで言うとおり、
箱根は、
関東地区の地方大会であろう。
一流選手たちが目指す最終目標としては、
小さいように思います。
ただし、
華があり、
注目を浴びる舞台であるというのも間違いのないこと。
そこで活躍できるかどうかということは、
選手達の、そして大学のその後を大きく左右するでしょう。
名前が売れた選手は、
実業団からも引っ張りだこになるでしょうし、
ランナー人生を箱根で終える選手にとっては、就職へも大きな影響が出るでしょう。
実業団に行った”箱根で名前の売れた選手”は、
いい環境の実業団でしっかり実力をつけていけるわけで、
そういう意味では箱根で活躍することを、
重要な通過点としてとらえることも出来るはずです。
打算的ではありますが、
華のある舞台で、
名前を売り、
もっと大きな舞台へ羽ばたけばいいわけです。
そのため、
箱根を目標とせず、しっかり実力をつけるやり方と、
箱根を重要な通過点として、名前を売って行くやり方、
どちらも間違いではないのかなと思います。
サッカー、
とりわけ、
われらジェフユナイテッドにおいて、
名前を売る場所と考えられるのが、
J1の舞台であろう。
J1で目立てば、
広告収入や観客動員が転がり込んできて、
いい選手やいい設備環境を整えることが出来る。
打算的に考えて、J1に上がることは、
大事なことであるのは、間違いではないと思います。
そして、J1にあがり、
J1で旋風を起こすことをひとつの目標とすることも、
間違いではないと思います。
しかし、J1の舞台は、
陸上選手で言う、”箱根”と同じだ。
ゴールではない。
では、何がゴールなのか。
ACLで活躍したり、クラブW杯で活躍したりということも考えられるが、
そうではない。
昨年、ジェフというクラブは、
「魅力あるクラブ」「ホームタウンとともに歩むクラブ」「自主自立経営のクラブ」
をクラブビジョンとすることを確認した。
地域に根ざした、魅力あるクラブ作り。
ジェフユナイテッドというクラブが、
自らに課した大きな目標とは、
ここだろう。
具体的にどのようなクラブになることがゴールであるのか。
いや、
そもそもゴールなどないのだ。
よいクラブ、よいホームタウンになっていけば、
よりもっとよいクラブ、そしてホームタウンを目指す、
自分達の子供や孫の代へその理想は引き継がれていき、
その理念はずっとずっと続いていく。
ゴールなどない。
われわれは今期、
”通過点”としてJ1復帰そして、J2優勝へ挑む。
しかし、
それはゴールではないということは、
忘れてはいけないだろう。
あくまで通過点として、
われわれサポーターも、
次世代に恥ずかしいものを伝えないよう、
すばらしいクラブを作っていくことに、
立ち会わなくてはいけないだろう。
地域に根ざした、魅力あるジェフユナイテッド、
みんなで作って、
次世代に残していきましょう。
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こんばんは。
根付いてほしいですねぇ~。文化になってほしいですね。
わたし、営業職やっとりますがクライアントとの何気ない会話や、飲みの席での会話はまだまだ野球ですね。
Jの話なんてこれっぽっちもでません・・・。
今期の巨人先発オーダー予想はしますが、
今期のジェフ先発オーダー予想はしません。
あと20年はかかるのかなぁ~
長文失礼しました。
喜作食べたいyo
by 秋津蜻蛉 (2012-01-19 22:16)
>秋津蜻蛉さん
こんにちは
まったく言う通りだと思います。
千葉にいてもジェフの話題は少ないです。
昨日、千葉銀行に行きましたけど、ちばぎんカップのポスターが張っていないんです。
もっと先を見据えて、魅力あるチーム作りが必要だなあと身近なところから感じてしまいますね。
でも自分たちがリタイアするころの、子どもたちや孫の世代では、もっと地域にとって身近にジェフがある環境を作れるようにしていきたいですね。
ではでは
by nuruinu (2012-01-20 10:26)