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評価が難しいので、感想だけ【2011年J2第35節 vs鳥取戦@フクアリ】 [レポート(2011)]

ジェフ1-0鳥取


DSCF0538.JPG


どうも、わたしです。

参戦していると、かなり殺気立っていて、

冷静に試合を見ようもないわたしです。

そんなわたしが、レポ記事なんて書けるわけもないのだが・・・・・



流れを簡単に書いていきます。



序盤は、両軍きっちりしたディフェンスを中心にプレッシャーをかけていくが、

徐々にジェフのポゼッションが高まる。

ジェフは、鳥取のプレッシャーに前へのパスを出せないが、オーロイのポストを起点に攻め込む。

決定機もいくつか作り、鳥取にはチャンスを与えない前半は、0-0で折り返した。

後半開始からは、オーロイ、ゲッセルに変えて、大島、村井を投入。

中盤での収めと、前線での機動力を増したジェフは、攻勢をかけるも、

キーパーのセーブと、攻勢の裏をカウンターでつかれ、中盤で一進一退となる。

むかえた56分、ジェフは鋭いカウンターからのクロスを鳥取DFがハンドで止める。得たPKを米倉が決め、先制。

その後もポゼッションに勝り、攻勢に試合を進めるも、得点はとれず、

かといって、鳥取に決定的な仕事をさせず、0に抑え、無難な勝利となった試合であった。



今節は、評価の難しい試合ですねえ。

簡単に、ポイントを書いていきます。



①よかったの?悪かったの?


観戦後、テレビで見直してみて、スタッツを見て、

圧倒的な数字を出しているにもかかわらず、すっきりしない勝利。

攻撃も守備もそれなりになってきているのだが、すっきりしない。



わからないときは、他のブログさんやJ'sGoalも見るけれど、賛否両論別れている。


で、いろいろ考えた結果、次のような感想です。

・ディフェンスがよかった。きっちりした体型から、ほぼ相手をノーチャンスに抑えた。

・攻撃もサイドからいい形を作れた。後半はゴール前に人数が入ってくる攻撃もあった。

・決まった形のみになってしまい、怖さがなかったのかなあ。キーパーの好セーブが目立ったが、読みやすかったのかも知れない。

・鳥取は、PK以外は狙ったとおりの試合だろう。まんまとやられた感がある。



②個性とチーム力


神戸体勢5試合目での初勝利となりました。

チーム力はだいぶ上がってきたように感じます。

そして、出てきた選手の個性をうまく使えるように、チームが戦術を整えているように感じます。




オーロイ、大島、久保。

ファンゲッセルと村井。

深井、米倉、大介らレギュラー陣。

それぞれ、個性あるプレーヤーです。



出ている選手、ポジションによって、戦術的にうまく生かしていく戦いができてきているように思います。

オーロイは、ポストからサイド攻撃の起点になり、決定的なヘッドもあったし、

大島は、動いてロングボールを収めにいき、ゴール前でも動きながらシュートまでもっていきます。

久保は今節は出場はなかったですが、裏に抜ける動きや、広い範囲で仕事をします。



彼らの誰が出ていても、ポゼッションからのパスサッカーという同じベースからも、うまく戦術を合わせられるようにはなってきたように思います。

チーム力は確実に上がってきています。




あとは逆に、意外性ある個人プレーをみたいと思います。

チームプレーから予想できない個人プレーで、幅は広がるはず。

怖さがないのはこの部分ではないのかなと思っています。


深井は積極的に切り込んでいますし、ヨネ、大介のミドルも増えてきた。

より意外性あるプレーで相手を混乱させ、混乱に乗じてチームプレーでしっかり点を取って欲しいです。



個性を生かすチーム力、チーム力を生かす個人プレー、

どちらも伸ばして欲しいです。



③プレーの精度と、考える力


サイドからのセンタリングが、味方でなく相手DFのところに入ることが多いような気がします。

FC東京の試合を見ていると、ゴール前でも味方にきっちりボールが入っていっています。

この精度の差はなんだろう。


選手が下手であるわけがない。レベルは相当高いはずだ。

選手間のイメージが統一できていないからなのだろうか。




某ブログさんの記事に”自ら考えろ”とお書きになっている記事があります。

まさに、そこかなと。



主旨は少し違うかもしれないですが、

戦術だけでイメージするとすこしずつずれてくるけれど、

自ら考えて、考えに考えた末、動いていくと、

全員が、合理的な理想に近い形に動き、

味方が入ってくるところにピタリとボールが出る、ボールを出したところにピタリと味方が入ってくる、

ということになるのかなあと。


そういう意味で、精度を上げていくのには、

戦術の浸透も大事だけど、

”自ら考える”というところが、まさに、大事なのかなあと思う次第です。


戦術を高めるということは、約束稽古的な感じかもしれないですけど、

それをベースに、

選手”自ら考えて”臨機応変に戦えたら、強いチームですし、

臨機応変でも周囲の選手にピタリとボールがあうプレーというのが、理想的だなあと思います。

そこにオーロイや大島、深井のようなスーパーなプレーヤーが絡むと、

スーパープレーが生まれてくる。

とてもワクワクする楽しいプレーが見られてくるように思っています。






さて、チームは神戸新体制の初勝利をあげた。

この勝利は、長い時間をかけて、みんなで掴みとった価値ある一勝だ。

その価値を次に生かせるのか。

駄目にしてしまうのか。

それは、ここからにかかっている。

常に全力で高めていこう。

そして、全力で考え、全力で戦う。

みんなの個性がチームを活かし、チームが個性を活かす。

理想高く、目標高く戦って欲しい。



がんばれジェフユナイテッド。


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天皇杯は、選手予想、相手のデータわからないので、

プレビュー、レポートをお休みします。

俊哉、林、茶野、村井の古巣対決。

OB藤田義明と奥さま。

ヨネと山崎の対決。

どうなるか。


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